『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、芸人のミルクボーイ(内海崇、駒場孝)が登場し、「夢を追う際にしくじらないための授業」を行った。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの伊集院光、乃木坂46の秋元真夏、モデルの莉子らが出演。
「M-1グランプリが2010年で終了する」という衝撃の発表で目標を見失い、一時はコントの道に進むことも考えたというミルクボーイ。芸人にとっては冬の時代を迎えた2011年のある日、2人は楽屋で「これからはネタやない!芸人も資格を取る時代やで!」という噂を耳にしたという。
実際、2011年のテレビ界では「○○芸人」「高学歴芸人」など、お笑いにプラスアルファが求められる風潮があった。周囲の芸人が趣味や特技をいかして活躍しているのを見た2人は、「これは何か必要だぞ」と思い、それぞれ特技や資格を取得することに。
▶見逃し配信中:ミルクボーイ駒場&内海が持っている資格一覧(18分40秒頃~)
まず駒場は「掃除能力検定5級」を取り、ポールダンスに挑戦。しかし、掃除能力検定の5級は知識が浅く、仕事にはつながらなかった。さらにポールダンスは「ムキムキがポールダンスしたらおもしろいのでは」と考え習いに行ったものの、興味がない分野だったため続かなかったという。駒場は「だいたいスタジオにポールがないじゃないですか」といい、笑いを誘った。
一方、内海が取得したのは「お好み焼き検定初級」。内海いわく、お好み焼き検定は「焼くとかじゃなくて筆記試験」だといい、「お好み焼きが有名な都道府県は?」などの質問に答えていくという。さらに内海は、小学校の頃に先生から教わったけん玉にも改めて挑戦。初段を取得したという。
あくまでも”プラスアルファ”として資格を取得したミルクボーイだったが、いつの間にか芸よりものめり込んでしまっていた。そして、自分たちの単独ライブで、漫才ではなくけん玉を披露するというしくじりを犯してしまう。出演者らは「これはヤバい!」「完全に迷走してるね」と驚いた様子だ。
けん玉をやっていた当時の写真が公開されると、若林は2人が履いていた尖ったタイプの靴に注目。「この靴はダメだよ2人とも!」「尖ってる靴履いて売れた人なんていないんだから」とツッコミを入れ、笑いを誘った。