杉野遥亮が5月10日、「映画『東京リベンジャーズ』おうちでプレミアムナイト」に北村匠海、山田裕貴、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮、そしてメガホンをとった英勉監督とともに登壇。杉野が共演者らから、やたら高身長な“デカ中学生”役をいじられる一幕があった。
同作の原作は週刊少年マガジンで連載中の和久井健によるマンガ「東京卍リベンジャーズ」。主人公・タケミチこと花垣武道(北村)は壁の薄いボロアパートに住み、バイト先では年下の店長からバカ扱いされるどん底人生真っ只中のダメフリーター。ある日、ヤンキーだった学生時代に付き合っていた人生唯一の彼女・橘ヒナタ(今田)、その弟・ナオト(杉野)が、関東最凶の組織”東京卍曾”に殺されたことをニュースで知る。その事件を知った翌日、駅のホームにいたタケミチは何者かに背中を押され線路に転落する。死を覚悟した瞬間、タケミチは、不良学生だった10年前にタイムスリップ!過去に戻ったタケミチはヒナタの弟ナオトに遭遇、ナオトに「10年後ヒナタは殺される。」と伝えたことにより、未来が変化した。ヒナタは救えなかったがナオトは死を避け10年後刑事になっていた。現代に戻り、刑事になったナオトに「10年前に戻り、東京卍曾を潰せばヒナタを助けられる。力を貸して欲しい!」と言われる。タイムリープする方法は、現代あるいは過去にいるナオトと握手すること。ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、タケミチが関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑む!
中学生と大人、ナオトの2つの時代を演じた杉野。間宮は中学生・ナオトの登場シーンに驚いたといい、そのときの印象について「“デカ中学生”がいる…!びっくりするくらいデカい中学生が登場してきた。一番背高いのに3人に囲まれて、(この身長なら)勝てたりするんじゃ?と思った」「セリフでも原作にない『こんな図体でかいんだから』みたいなのが自然とでてきた(笑)」とコメント。北村も、間宮の意見に賛同し「あんな身長のでかい中学生はインターハイでバスケした方がいい(笑)」と“デカ中学生”をいじった。
これを受け、MCから杉野へ「中学生役から未来の大人のナオトを演じ難しいところはあったか」という質問が。杉野が「どうでしたか?監督」と助けを求めると、英監督は「小学生もやってるしね(笑)、でも見えたもんね」と杉野主演のドラマ『直ちゃんは小学三年生』(テレビ東京系)を例に挙げ、助け舟を出した。
杉野は「そう、その当時は見えたはずなんですけど…映画でみたときにあれ?やばくね?と思っちゃって、大丈夫でした?」となおも不安げな様子を見せたが、自粛期間による撮影スケジュールの空きがいいように作用したこともあったそう。「中学生のシーンを撮影したのは自粛前だったんです。次のシーンが大人になってからのシーンだったのですが、1年くらい空いたので『顔変わったな』て思ってもらえるかも、ラッキーでした」と笑顔を見せた。
なお、タケミチの名言「もう二度と譲れねぇモンがあんだよ」にかけて、「譲れないもの」を聞かれた杉野は「嘘はつかないこと」と回答。「嘘をつく方が僕はストレスたまっちゃう」と語っていた。
写真:野原誠治