BACKSTAGE TALK #23 week dudus

ABEMAMIX出演の合間に、HIPHOPライター 渡辺志保氏がアーティストにインタビューを実施!
ココでしか聞けないBACKSTAGE TALKをお届けします!

week dudus「50曲も収録したのは自分を知ってもらうために必要なことだった」超特大ボリュームアルバム発表の裏側
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ー「ラップスタア誕生」でも健闘していて、だいぶ多くのリスナーの方にインパクトを残したのでは?と感じています。元々、お父さんたちが音楽好きだったんですよね?

week dudus:両親は純粋に音楽を聴くのが好きな人たちで、ヘッズなんですよ。

ーご両親が楽曲に対してアドバイスをくれたり、ライブを観に来たりすることもある?

week dudus:曲を聴いて、「ここ、直した方がいいよ」とかはお母さんとかおばあちゃんが言ってきますね。その通りには絶対にしないですけど。一回だけ、親がライブを観に来たことがあって、ただ「すごいやん」とだけ言われました
 
【映像】week dudus ABEMAMIX ライブパフォーマンス

week dudus「50曲も収録したのは自分を知ってもらうために必要なことだった」超特大ボリュームアルバム発表の裏側

ー弟のREMY FOOLさんもラッパーとして活動していますよね。おうちの中は一体どんな雰囲気なんだろうと思って。

week dudus:基本的に、いつもうるさいですね。家の2階に俺たち兄弟二人の部屋があって、どっちかの部屋から必ず音楽が流れてるんですよ。それに、下の部屋でも基本、なんでも音楽が掛かってる。家中で音楽がずっと鳴りっぱなしなんです。

ー家にいて、弟さんとノリで「曲作ろうぜ」みたいな感じにもなる?

week dudus:弟とはそういう感じにはならないですね。たまたま普通にビートを聴いていて、俺が勝手にフリースタイル始めちゃって、そうしていたら弟や仲間も乱入して来ちゃって…みたいなことは多いです。

week dudus「50曲も収録したのは自分を知ってもらうために必要なことだった」超特大ボリュームアルバム発表の裏側

ーweek dudusというMC名の由来を聞いてもいいですか?絶対に誰とも被らない名前ですよね。

week dudus:元々、ジャマイカに“ドドス”と呼ばれたすごいギャングのボスがいて、その人を知ったのが少6くらいのころ。おじさんに教えてもらったんです。そこから、いつかそのドドスという名前をどこかで使いたいなと思っていたんです。最初にラップを始めたときは本名でやっていたんですけど、それを変えるタイミングで、ドドスを使おうと。
あと、自分が好きなものは何だろうって考えたら、”週末”が出てきたんです。だから、”weekend dudus”にしようかと思ったんですが、何だかちょっと違うなと思って。結果、week dudusにしました。

week dudus「50曲も収録したのは自分を知ってもらうために必要なことだった」超特大ボリュームアルバム発表の裏側

ー2月に発表されたアルバム『VEGA』は50曲という大ボリュームの内容で、本当にびっくりしました。

week dudus:50曲も収録したのは、自分を知ってもらうために必要なことだったんです。元々100曲だったんですけど、そこから厳選して50曲にしました。

ー普段、曲を作るのは早い方?どれくらいのペースで制作していますか?

week dudus:曲は、日常的に毎日作ってますね。まずはビートをとにかく激選するんです。自分の好みじゃないと絶対に嫌なので。『VEGA』に関しては、結構リリックを中心に作っていきました。なので、ビート先行ではなくてリリックから書いた曲もたくさんあります。

week dudus「50曲も収録したのは自分を知ってもらうために必要なことだった」超特大ボリュームアルバム発表の裏側

ーアルバム・タイトルの『VEGA』には、どんな意味が込められている?

week dudus:『VEGA』は、ゲーム「ストリートファイター」のベガってキャラクターから取ったんです。めちゃくちゃ強くて、小さい頃から大好きだったキャラクターで。この”ベガ”っていう名称も、いつかどこかのタイミングで使いたいなと思っていて昔から温めていたんです。
今回、50曲を収録したアルバムを出すと決めて、タイトルを考えた時にすぐにこの名前が出てきたんです。超強い曲ばっかりだし、『VEGA』で行こうと。

ーアルバムのイントロが、海外のラジオを思わせるような構成になっていてすごく印象的なと思ったんです。若いのによくこんなアイデアが出てくるなって感心しました。

week dudus:そうですね。「ヤバいイントロを作りたい」っていうのを、姫路にあるHLGB STUDIOのDa.Iさんに相談したんです。その時にはすでに『VEGA』というタイトルは決まっていたので、とりあえず名前を連呼して、使えるところを使って、ラジオっぽく切り替えていこうって。

ー楽曲を作るとき、一番大切にしているものは何ですか?

week dudus:雰囲気ですね。曲に対する雰囲気が必ず必要なんです。それは、「聴く人がこう思うだろうな」、という雰囲気じゃなくて、自分がその曲に対して感じる雰囲気です。それをめっちゃ大事にしています。

week dudus「50曲も収録したのは自分を知ってもらうために必要なことだった」超特大ボリュームアルバム発表の裏側

ー先ほども地元のHLGBスタジオの名前が出ましたが、地元の姫路はどんな場所ですか?

week dudus:姫路はいい人ばっかりで温かいです。あと、ここ数年ですごくラッパーが増えました。

ー姫路というと、数年前にMaison DeやMerry Deloくんたちがどんどん出てきて「一体、姫路で何が起こっているの!?」とびっくりしたんですよね。

week dudus:ラッパーが増えたのは、確実にMaison Deのおかげです。それに、俺たちの下の世代も、全然勢いありますし。今はコロナでちょっと状況が違うんですけど、姫路はいいクラブもあってスタジオもあるから、いろんなところから人が来てます。スタジオには、最近は関東からのアーティストが来ることも増えたって言ってました。

ーweek dudusさんご自身も、地元を引っ張っていくぞ、みたいな強い気持ちある?

week dudus:それはShurkn Papくんがやってくれているので(笑)。一回、Shurkn Papくんが姫路の文化センターでライブをやったときに、普通に客として観に行ったんです。その時、すっげえ姫路を大切にしてるなあって思いました。フッド愛を感じましたね。

ー首のタトゥーを見ると、ラッパーとしての覚悟というか、気合を感じます。

week dudus:首のタトゥーはもともと入れようと思ってたんです。彫った後に、その重大さを理解しましたね(笑)。タトゥーとして彫っている“風”という文字は、元々の自分の本名から取りました。

week dudus「50曲も収録したのは自分を知ってもらうために必要なことだった」超特大ボリュームアルバム発表の裏側

ー今後、目指しているゴールはありますか?

week dudus:海外にもっとアプローチしていきたいです。具体的な計画とかはないんですけど、これまでと同じように毎日遊びながら曲を作って、その延長で海外にもアプローチしていければ。春から東京に引っ越す予定なので、こっちに来ても姫路と同じ生活を続けたいですね。

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week dudus『ABEMAMIX』SP LIVE SET
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