ABEMAのバラエティ「チャンスの時間」に、アイドルグループ・アイドリング!!!の元メンバーでタレントの河村唯が出演。涙を乗り越えて歌った“本音ソング”が、お笑いコンビ・千鳥の2人の心に響いたようだ。
千鳥が番組MCを務める「チャンスの時間」5月12日放送回では、「次世代 本音シンガーオーディション」が行われた。3人の元アイドルが女性の知られざる本音を歌い、次世代の“本音シンガー”を発掘するという主旨の同企画。過去に開催された「女性の本音を歌で伝えるグランプリ」での優勝経験を持つ元AKB48の野呂佳代と大島麻衣、大悟の3人が面接官を務めた。
最後の挑戦者としてスタジオに登場した河村だったが、元AKB48の小林香菜が直前に披露したストレートすぎる本音ソングを聞いて、顔をこわばらせた。すかさず大悟が「僕らはちゃんと人を見て喋ります。決してこっちも無理をさせようとはしてないんで」と優しく声をかけると、河村の瞳からは大粒の涙があふれた。出演者が必死にフォローするなか、進行役のノブが「今、どんな気持ちなんですか?」と尋ねると、河村は「正直に、しっかりと歌うんですけど、もう自分が弱いことが分かってるので……」と鼻をすすった。
河村が涙をこらえながら「アイドリング!!!が解散して静岡に戻ったけど、朝日奈央を見るとテレビを消しちゃう」という本音ソングを歌い上げるも、大悟は「朝日奈央ちゃんとも仲が良いんでしょうね。だから弱いのよね。友達だから歌えたんだろうなって感じがすごくしました」とバッサリ。一方の大島も「一応本音“ラブソング”ですから。ラブが(ないと)」とダメ出しをするなど、面接官による辛口な審査が繰り広げられた。
また、自身の恋愛経験を尋ねられた河村は、「恋愛経験がものすごくコンプレックスで。グループに所属してた時に恋愛禁止みたいなのがあったから、本気で恋愛してこなかったんですよ。解散してからも、どういう風に男性と交流を持ったらいいかとか、全然分からないままで……」と本音を吐露。さらに、男性と付き合った経験がないという河村に、大悟は「それは別に恥ずかしいことでもなんでもない。逆にこの子にしか歌えない、『どういう子と付き合いたいか』を歌にするとか。『こういう男に抱かれてみたい』は、みんなより想像膨らんでるでしょ?」と提案した。
面接官3人のアドバイスを受けて、河村があらためて「35歳くらいで痩せてて、綺麗な靴を履いていて、ノリ良くて、タント乗ってる人」と好みのタイプを歌詞にした曲を歌い上げると、スタジオは爆笑の渦に包まれた。生まれ変わった河村に、ノブが「素晴らしい!名曲が生まれました!めちゃくちゃ等身大だった。もう弱いとかの概念がなくなってきた」と賛辞を送ると、大悟も「こんな可愛い歌聞いたことない。“大人の西野カナ”バージョンみたいな。これは歌う人を選ぶでしょうね」とべた褒めしていた。
(ABEMA/チャンスの時間より)
「チャンスの時間」人気記事
千鳥出演番組
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見