“置きに行ったネタ”で敗退…ミルクボーイ・駒場の目を覚ました海原やすよともこの言葉とは
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 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、芸人のミルクボーイ(内海崇、駒場孝)が登場し、「夢を追う際にしくじらないための授業」を行った。

 番組には“担任役”としてオードリー若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシ吉村崇ハライチ澤部佑、タレントの伊集院光乃木坂46秋元真夏、モデルの莉子らが出演。

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 2010年、『M-1グランプリ』の終了とともにやる気が失われ、漫才をサボっていたというミルクボーイ。駒場は夜遅くまで先輩と飲み歩き、内海はギャンブルに明け暮れ、すれ違いの生活が続いていた。

 M-1は2015年に復活を遂げたが、それまでの5年間でミルクボーイが作ったネタはたった3本だった。しかし、M-1に出場しないという選択肢はなく、ありネタで挑んだものの、”置きに行った”はずの3回戦で敗退。

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 この結果を受け、駒場は「何かを変えないと」と焦っていた。そんな矢先、あるレギュラー番組の楽屋で、先輩芸人の海原やすよともこから「ミルクボーイ、昔は面白かったって聞くけど、最近ちゃんと漫才してないよな?」と言われたという。図星をつかれた駒場は「目覚まさないとあかんな」と気持ちを切り替えた。

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 そして年が明けた2016年、5年間仕事以外でまともに会話をしていなかった内海を喫茶店に呼び出した駒場は、「そろそろちゃんと漫才やろう?」と切り出し、そこで初めて「先輩付き合いは売れるためにやっていた」ことを伝えたという。それまで、なぜ駒場が先輩付き合いをしているのか知らなかった内海は「駒場は漫才のやる気がもうないのだと思っていた」と驚いたという。

 お互いの思いを口にしたことで、ようやく2人の進むべき道が1つになったミルクボーイ。この経験から「外野の声ではなく、隣りにいる人の声に耳を傾けよう」「SNS社会でさまざまな外野の声が聞こえてきますけど、大事なのは家族・恋人・親友・相方などの隣にいる人の声」と教訓を語っていた。

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