M-1最高得点「コーンフレークネタ」ができた瞬間とは?きっかけは後輩のダイエット
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 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、芸人のミルクボーイ(内海崇、駒場孝)が登場し、「夢を追う際にしくじらないための授業」を行った。

 番組には“担任役”としてオードリー若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシ吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの伊集院光乃木坂46秋元真夏、モデルの莉子らが出演。

 M-1グランプリ2019で歴代最高得点を叩き出し、チャンピオンに輝いたミルクボーイ。代名詞にもなっている「オカンが忘れた漫才」は、駒場の「オカン」が”ある物”の名前を忘れてしまい、それを2人が考えるというストーリーだ。

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 この漫才には原型があり、2017年時点ではオカンではなく「駒場が忘れた漫才」だったという。しかし、若い駒場が忘れている設定には無理があるとして、2018年にオカンに変更。ウケ方や伝わり方が良くなったという。

 また、オカンが忘れた”ある物”を何にするか、そのテーマ選びも大きな課題だった。当初は「滋賀県」「たません」など、関西圏でしかわからないテーマを選んでいたため、全国区には適さなかった。

▶見逃し配信中:オカンが忘れた漫才「たません」バージョンを再現(21分40秒頃~)

 ミルクボーイは「全国どこでも幅広い年代に理解してもらえるテーマ選び」をするために、芸人仲間と全国ツアーを開催。そして、大阪で公演をしているときに、とうとう運命のテーマを発見したという。

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 ミルクボーイは大阪公演用に3本のネタを用意していたが、そのうち1本の出来に満足しておらず、相談を重ねていた。そこに、ある後輩芸人が「最近ダイエットしてるんです」と言い出し、「何でダイエットしてるの?」と聞いたところ、「コーンフレークダイエット」と答えたという。これにミルクボーイは「コーンフレーク甘いし、ダイエットに向いてないやろ」とツッコみ、その場はただの会話で終わった。

 その後のネタ合わせで、2人は後輩の話から「コーンフレークって何なんやろうな」「ごはんでもパンでもないし、でもずっといる」などと話を広げ、コーンフレークについて語っていると「あるあるが山程出てきた」という。そして、わずか1時間で名作「コーンフレークネタ」が完成したのだった。

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 ライブではトリの3本目で披露したそうで、内海は「めちゃくちゃウケました」「お客さんが幕閉まってもザワザワしてるくらい」と振り返った。このエピソードに出演者らは「すごい話だな~!」と拍手喝采を送っていた。

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