5月16日より順次放送中のアニメ「キングダム」第7話では、秦国の千人将である主人公・信(CV:森田成一)と趙国の将軍・万極(CV:武藤正史)の激闘が描かれた。
同アニメは、原泰久氏による既刊累計7000万部を突破した大ヒット漫画「キングダム」を原作としたアニメシリーズの第3弾。春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信と、後の始皇帝となる若き王・エイ政(CV:福山潤)の活躍が描かれる。
前回の第6話では、秦国の将軍・騰(CV:加藤亮夫)と楚国第一軍の大将・臨武君(CV:安元洋貴)が激しい一騎打ちを繰り広げた。騰は、底知れぬ武力と冷静な判断力で、“天下の大将軍”王騎(CV:小山力也)を長きにわたって支えてきた人物だ。そんな騰は、臨武君の猛攻を真っ向から受け止めつつ、素早い攻撃で彼を圧倒。さらに、臨武君が「なぜ俺の力が通じぬ!」と悔しがると、騰は「私には中華を股にかけた大将軍・王騎を支え続けた自負がある」と心情を明かした。騰と臨武君による白熱した戦いに、ファンも「30分ずっと興奮してた」「泣きそうだった」と大興奮だった。
第7話「穴だらけの荒野」では、信率いる“飛信隊”が万極と対峙した。秦国に対して凄まじい恨みを持つ万極は、自身の衝撃的な過去を語ることで自軍に檄を飛ばし、「お前たち全員、一人残らず地の底に沈めてやる!」と飛信隊に襲いかかった。覚悟を決めた信は、「お前は亡霊の重みでぶっ壊れちまったんだよ。一番呪われちまったのはお前自身なんだぞ!」と万極に応戦。そして、「てめぇの怒りは背負ってってやる!」と宣言すると、逃走を図る万極を追い詰めるのだった。
信と万極の死闘に、Twitter上では「凄いボリューム感だった…」「ほんとに鳥肌…やばかった…」「胸が熱くなりました」「万極の相手が信で正解だった」「信がめちゃくちゃかっこよかった」といった声が続出していた。
第7話「穴だらけの荒野」
【あらすじ】
恐るべき執念で命尽きるまで戦う兵たちを振り切り、ついに信が趙軍の将・万極(まんごく)のもとへと辿り着いた。数多の“怨念”を背負う禍々しい姿を見た信は、万極がかつて“長平(ちょうへい)”の地で、“秦六将(しんろくしょう)”の白起(はくき)が行った大虐殺から逃れた生き残りだと知る。凄まじい憎しみから秦国の民を無差別に殺してきた万極に激しい怒りとともに同情の思いも抱く信。その脳裏に、戦乱の世を終わらせるための“答え”を持つ者と、今自身がなすべきことがよぎる。
(C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会