この記事の写真をみる(6枚)

 乃木坂46の阪口珠美が5月24日(月)に放送された『ビビらせ邸』(テレビ朝日系)に出演。単独でバラエティ番組に参加するのはこれが初となる。

 同番組はABEMAテレビ朝日の共同制作によるバラエティ枠『ネオバズ!~BUZZる!ネオバラ~』で毎月第4月曜に放送されるサバイバルゲームバラエティ。ビビらせ邸に集まった男女7人が、館内に仕込まれたさまざまな仕掛けにビビることなく生き残れるかどうかを競う。

 ABEMATIMESでは収録現場を直撃。番組収録を終えた阪口に、撮影の感想についてなどを聞いた。

お陰で緊張していた気持ちがほぐれました

拡大する

 『ビビらせ邸』は参加者の腕に心拍センサーが装着され、仕掛けに驚いて心拍数が平均値より30上がると“ビビった”とみなされ、1ダメージがカウントされるというルール。3ダメージ受けると失格、即退場となる。かなり緊迫感のある撮影現場、阪口は「今は終わってホッとしています(笑)」と胸を撫で下ろした。

「ファンの方からは“度胸がある”と仰っていただく機会も多いですけど、内心は結構ビクビクしているんです。ポーカーフェイスというか、表情や行動には出ないんですけど、緊張しいなんですよ(笑)。今回は心拍数で測られちゃうので、“ダメだ~バレちゃう”と思っていました。収録中はずっとビビり続けていたので、今はすごく開放的な気分です」

 番組では7人の中に1人だけ、すべての仕掛けを知る「オオカミ」が存在する。時間内にオオカミを見破ることができれば生き残ったメンバーに賞金が贈呈されるが、そうでなければ賞金は全額没収となる。オオカミが誰かを探り合う、心理戦も見どころの1つだ。阪口はオオカミだった場合、嘘を突き通すことは出来るのだろうか?

「感情があまり表に出ないタイプなので、多分いけると思います。プライベートで人狼ゲームをよく3期生のメンバーとしているんですけど、人狼になってもよく勝つので、意外とそこには自信があるんです。私のほかには山下(美月)と久保(史緒里)ちゃんも強いですね」

拡大する

 今回、共演したのは四千頭身後藤拓実BiSHのハシヤスメ・アツコ、GENERATIONS from EXILE TRIBE中務裕太、男女YouTuberコンビのヴァンゆん、そして女子高生YouTuberのゆなたこ。人見知りの阪口だが、ゆなたこから声を掛けられたことで、リラックスして収録に臨めたという。

「メンバーではない年下の方とお仕事するのは、ほぼ初めての体験だったんですけど、すごく新鮮で楽しかったです。ゆなさんから『一緒に行きましょう』とか『怖いですね』など、話し掛けてくれて、うれしかったですね。お陰で緊張していた気持ちがほぐれました」

大人になるにつれて、お仕事の幅を広げていきたい

拡大する

 乃木坂46の3期生としてグループに加入し、5年目に突入した。これまでの活動の中で“これは心拍数が上がった”という出来事について聞くと、初のアンダーセンターを務めた昨年12月の東京・日本武道館のステージをあげた。

あのアンダーライブは、ここ最近の活動で1番心拍数が上がりました。初めて、お見立て会で武道館に立たせてもらった時より、心拍数がすごかったと思います。憧れのステージでアンダーのセンター…今までに味わったことのない気持ちに襲われました。終わった時はホッとしましたね(笑)。頼もしい先輩や同期の仲間のお陰で乗り切ることが出来ました」

 アンダーのセンターとして活動する中で、注目される機会も増えてきた。昨年3月に高校も卒業し、稼働できる時間帯も広がった。今後もバラエティ番組には「出演したいです」と目を輝かせる。

「バラエティは大好きですし、高校を卒業して、今までご縁がなかったようなお仕事もたくさんさせてもらう機会が増えてきていて、今すごく楽しいんです。これからどんどんその機会が増えていけばいいなと思うし、大人になるにつれて、お仕事の幅を広げていきたいですね」

 乃木坂46のメンバーは数々のバラエティ番組で活躍している。お手本にしているメンバーについて聞くと、「高山一実さんです」と即答した。

「テレビを付けたら高山さんがいつも映っている気がするんです。それくらい活躍されていて、本当にすごいし、コメントも“素敵だな”って思います。私も高山さんのように、頭の回転が早い人になりたいです」

 高山といえば、さまぁ~ずや有吉弘行といった、名だたるお笑い芸人の横でアシスタントも務めている。「いつかはアシスタントという目標も?」と聞くと、「今は夢のまた夢ですけど、スキルを磨いていつかは務められるように頑張ります」と明かした。

あんな姿がテレビで流れると思うとヤバイですね(笑)

拡大する

 乃木坂46は結成10年目に入った。各メンバーがモデル、ラジオ、ドラマ、ミュージカルなどで幅広く活躍しているが、阪口自身も「今は何にでもチャレンジしたいと思っています!」と意気込む。

「今までやってこなかったことに挑戦したいんです。バラエティもそうだし、ドラマにも出てみたいと思っています。今は可能性を狭めず“なんでもやります”って感じです。体を張った企画ですか? はい、スカイダイビングも全然やります!」

 『ビビらせ邸』は5月24日に放送。ABEMAでは限定動画も配信される。視聴者に「どんな部分を楽しみして欲しいか」と聞くと、「見てくださる皆さんもびっくりすると思うし、誰がオオカミなんだろうとハラハラできる部分もあります。でもまずは、私たちがビビっている姿を見て、楽しんで欲しいと思います」と明かした。

 番組の中では、阪口が初めてセンターを務めた楽曲「口ほどにもないキス」に掛けられたようなお題も出された。「あんな姿がテレビで流れると思うとヤバイですね。焦ってきました(笑)。でもせっかく頑張ったので、ぜひ皆さんに楽しみにしていて欲しいです!」とアピールした。

拡大する

取材・文:中山洋平

撮影:藤木裕之

ビビらせ邸 - 本編 - #2:疑ったら止まらないオオカミ探し!一触即発のバチバチ論争へ
ビビらせ邸 - 本編 - #2:疑ったら止まらないオオカミ探し!一触即発のバチバチ論争へ
ビビらせ邸 - 本編 - #2:笑顔の裏に潜む狡猾な策略!オオカミのミスを見破れるか!?
ビビらせ邸 - 本編 - #2:笑顔の裏に潜む狡猾な策略!オオカミのミスを見破れるか!?
この記事の写真をみる(6枚)