アニメ「キングダム」第8話では、“戦の天才”と呼ばれる楚国の大将軍・カ燐(CV:田中敦子)が函谷関の戦いに参戦した。
同アニメは、原泰久氏による既刊累計7000万部を突破した大ヒット漫画「キングダム」を原作としたアニメシリーズの第3弾。春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信(CV:森田成一)と、後の始皇帝となる若き王・エイ政(CV:福山潤)の活躍が描かれる。
前回放送された第7話では、信率いる“飛信隊”が趙国の将軍・万極(CV:武藤正史)と対峙した。秦国へ強い恨みを持つ万極は、自身の衝撃的な過去を語ることで自軍に檄を飛ばし、「お前たち全員、一人残らず地の底に沈めてやる」と飛信隊に襲いかかった。そんな万極に対して、信は「てめぇの怒りは背負ってってやる!」と宣言し、戦場からの一時離脱を図る万極を追い詰めるのだった。信と万極の死闘に、ファンも「凄いボリューム感だった…」「ほんとに鳥肌…やばかった…」「胸が熱くなりました」「信がめちゃくちゃかっこよかった」と大興奮だった。
第8話「女傑・カ燐」では、大将である臨武君(CV:安元洋貴)を失った楚軍の第一軍が、カ燐率いる第二軍に合流することになった。第一軍の兵士と対面したカ燐は、副将である魯近を蹴り殺すと、「ハゲの手垢のついた無能どもは要らないんだよ。敗戦のブタども」と罵倒。さらに、第一軍のみを敵兵と戦わせ、自軍は一切動かさないなどの傍若無人な振る舞いを見せた。しかし、この命令は秦軍を疲弊させ、秦の国門である函谷関を落とすための作戦だった。
これまで謎に包まれていた韓軍本隊が動き出す展開もあり、Twitter上では「めっちゃかっこいいな」「予想以上のキャラで良い」「声を聞いた瞬間鳥肌が立ちました」「男前すぎてスカっとする」「成恢と軍の兵士も怖かった」といった声が続々と上がっていた。
第8話「女傑・カ燐(かりん)」
【あらすじ】
多大な犠牲を出しつつ早くも合従軍から二人の将軍を討ち取った秦軍。だが合従軍にはまだ多くの将がいる。 楚軍はここで、第二軍を率いる将軍・カ燐(かりん)に第二軍とあわせ第一軍の指揮を任せるが、自身の第二軍は動かさず第一軍にのみ戦いを強いるカ燐。さらに本陣に「全軍大いなる凡戦を連ねて十日後に函谷関を落とすべし」と進言。その意味に気づいた天才軍師・李牧の反応は? さらには、静かに機を窺っていた韓軍総大将・成恢(せいかい)も動き始める。
※カ燐の「カ」は、正しくは女+咼
(C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会