5月30日より順次放送中のアニメ「キングダム」第9話では、秦国の存亡をかけた“函谷関の戦い”が新たな展開を迎えた。秦国の将軍・蒙武(CV:楠大典)の戦略が「激アツすぎる」と話題を呼んでいる。
同アニメは、累計8000万部を突破した原泰久氏による大ヒット漫画「キングダム」を原作としたアニメシリーズの第3弾。春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信(CV:森田成一)と、後の始皇帝となる若き王・エイ政(CV:福山潤)の活躍が描かれる。
前回の第8話では、楚国の大将軍・カ燐(CV:田中敦子)率いる第二軍に合流した。第一軍の兵士と対面したカ燐は、副将である魯近を蹴り殺すと、「敗戦のブタども」と罵倒。さらに、第一軍のみを敵兵と戦わせ、自軍は一切動かさないなどの傍若無人な振る舞いを見せた。しかし、この命令は秦軍を疲弊させ、秦の国門である函谷関を落とすための作戦だった。これまで謎に包まれていた韓軍本隊が動き出す展開もあり、ファンからは「男前すぎてスカっとする」「成恢と軍の兵士も怖かった」などの反響が寄せられた。
そして迎えた第9話「蒙武の檄」では、長期戦ですっかり疲弊した秦軍に、合従軍が総攻撃を仕掛けた。そんな中、蒙武は楚軍の総大将・汗明(CV:田中美央)に「楚将・汗明よ! 貴様の頭はこの蒙武自らが叩き潰す!」と宣言。そして、「最強の男が率いる軍勢も最強だ! この蒙武軍は無敵!」と自軍に檄を飛ばした。さらに蒙武は、左側の軍勢から順に突撃していく高等戦術“斜陣がけ”を駆使して、数で勝る楚軍に攻め入るのだった。
戦術嫌いだった蒙武による意外な用兵に、Twitter上では「かっこよさにしびれる」「熱量えげつない」「蒙武の檄キターーーー!!!!」「戦術使ってくるの激アツすぎる」「めっちゃ迫力があって最高でした!」といった興奮の声が続々と上がっていた。
第9話「蒙武の檄(もうぶのげき)」
【あらすじ】
一進一退の攻防を続けていた戦も十五日目、いよいよ双方全軍を挙げての戦いが始まった。力を温存していた秦軍主力の蒙武軍も進軍を開始。大将軍・蒙武の檄によって敵陣へと突撃した兵たちの激闘が続くも、なぜか味方の後続が来る気配がなく困惑が広がってゆく。だがここでついに蒙武が、今までの自らの戦い方を覆す戦法に打って出る! そして合従軍本陣に謎の進言をした楚軍第二将・カ燐は、次の作戦への準備を着々と整えていた。
※カ燐の「カ」は、正しくは女+咼
(C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会