本についてのキャッチコピーや書評が刷られた“帯”。そんな“本の帯”を自作しているという投稿がTwitterで話題になっている。
投稿主は、sora.F(@13237sora)さん。「友達から借りた本、かなり良かったら勝手に帯つけて返してる」とコメントを添えて、その画像をTwitterに投稿。帯の表には、「芥川賞・直木賞・三島賞」など賞の名前に加えて、「俺がノミネート作 TikTokフォロワー4人 福山空氏 大絶賛」とあり、裏面には「正直、このまま借りパクしようかな、と思いました 福山空」「ページをめくる手が、読み終わった後も止まりません!病院を紹介しろ 福山空」といったユーモア溢れるメッセージが、投稿者の名前で刷られていた。
このツイートを見た人からは、「アイディアが直木賞」「センスありすぎ…真似しよ…」「こんな返し方されるとどんどん貸したくなる」「どんな本なんだろう?読んでみようかなと思ったから帯の効果絶大」「10億万部突破!してほしい(ボソッ で笑った」といった絶賛するコメントが寄せられ、投稿は6万件を超える“いいね”を記録している(※数字は5月31日14時のデータ)。
ニュース番組「ABEMAヒルズ」の取材に対してsoraさんは、「『借りた本で楽しませてもらったので、私もお返しとして相手に楽しんでもらいたい。独自の方法で感謝を伝えたい』と思ったことが帯を作ったきっかけです」とコメント。
続けて「返却時に帯の存在に気付かれないことを目標にし、実際に流通している帯のデザインや頻繁に描かれているプレーズを分析しました。実際に返却したとき、友人は帯の存在に気づきませんでした。結局、その日の夜に電話がかかってきて『何だこれは』と突っ込まれました」とその時の状況を教えてくれた。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)


