「攻略するのは簡単」経験者が語る少年院の“闇” 改正少年法で“実名報道”は犯罪抑止につながるのか ABEMA的ニュースショー 2021/06/08 18:09 拡大する 今月1日、東京都立川市のホテルで31歳女性が19歳の少年に胸などおよそ70カ所を刺されて死亡した。同じ店で働く男性従業員(25)も刺され、意識不明の重体となった。警視庁は東京都あきる野市に住む19歳の少年を男性に対する殺人未遂の疑いで逮捕。女性殺害についても関与をほのめかしている。取り調べ対して少年は「人を殺す動画で刺激を受けた」などと供述している。【映像】経験者が語る少年院の“闇” このような事件で問題になるのが、少年法を巡る問題だ。先月には改正少年法が成立したが、これにより早ければ来年4月1日から18歳、19歳を「特定少年」として定め成人と同様の刑事手続きを取られる犯罪の範囲がさらに拡大される。現行の少年法では、殺人や傷害致死などがその対象となるが、改正により特定少年による強盗や強制性交、放火などの罪も原則としてその対象となり、特定少年は実刑判決を受けると少年院ではなく刑務所で刑罰を受けることになる。さらに、起訴された段階でたびたび議論になる実名報道も可能となる。なお、成人年齢を18歳に引き下げる改正民法も来年4月1日より施行される。 続きを読む