フリーアナウンサーの大島由香里氏が、国民に対する説明がなく開催前提で進んでいるように感じられる東京オリンピック・パラリンピックについて「オリンピックのための自粛や我慢ではない」などと話し、一児の母として複雑な心境を明かした。
【映像】大島由香里「オリンピックのための自粛や我慢ではない」(50分ごろ)
13日にABEMAで放送された「ABEMA的ニュースショー」に出演した大島氏は「開催されるんだな…」と述べる一方、4歳になる娘が通っている保育園の状況を例に挙げ次のように本音を漏らした。
「保育園のイベントがことごとく、ずっと中止になっている。運動会はもちろん、料理のイベント、授業参観も全部が中止になっている。それでいて、一方でオリンピックはやるとなったときに、子どもはずっと練習していたダンスが保護者の前で発表できずに泣いたりしている子もいる。では『なぜ、オリンピックは開催されるの?』と聞かれたときに、ちゃんとした説明ができない状況がずっと続いている」
そのように話した大島氏はさらに「オリンピックのために私たちは生活の自粛とか我慢をしているわけではないというのは思い続けていた。なんて説明したらいいのか…子どもへの説明がわからない」と続けた。
今月20日までを期限として10都道府県に発令されている緊急事態宣言などについて、政府の判断の行方に注目が集まる。
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