6月13日より順次放送中のアニメ「キングダム」第11話は、秦国でも最長の戦歴を持つ老将・張唐(CV:浦山迅)が大活躍するエピソードだった。
同アニメは、累計8000万部を突破した原泰久氏による大ヒット漫画「キングダム」を原作としたアニメシリーズの第3弾。春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信(CV:森田成一)と、後の始皇帝となる若き王・エイ政(CV:福山潤)の活躍が描かれる。
前回放送された第10話では、魏軍の総大将・呉鳳明(CV:浪川大輔)が巨大な床弩を駆使して秦の国門・函谷関に兵士を送り込んだ。函谷関が陥落の危機に陥る中、守備を任されている桓騎(CV:伊藤健太郎)は、敵兵へ火矢を放つよう自軍に命令。さらに、煙玉を用いて敵兵をかく乱すると、騎馬隊を率いて函谷関を駆け下りた。才覚を発揮した桓騎に、ファンからは「さぁ桓騎の反撃だ!!」「めっちゃカッコいい」「余裕があるのも最高」「見応え抜群の熱戦だった」など興奮のツイートが続出した。
張唐は、50年もの間第一線で活躍してきたベテランの大将軍だ。第11話「武将の矜持」では、そんな張唐が敵対する韓軍の本陣に向かって突き進んだ。さらに張唐は、韓軍総大将・成恢(CV:鳥海浩輔)が放った毒に体を冒されながらも「戦場で死ぬのなら構わん。だが毒はない。何をさらしてくれとんじゃ! この下衆どもが!」と次々と敵兵をなぎ倒していった。そして、逃走を図る成恢に「このたわけが! 大将が背を見せて逃げるな!」と斬りかかるのだった。
成恢の毒に倒れた張唐が「秦国一の武将となれ、桓騎。秦を頼むぞ」と犬猿の仲だった桓騎に告げる一幕もあり、Twitter上では「激アツだった!」「涙しかない」「お見事でした」「2人の掛け合いが最高です」「武将としての生き様を感じた」といった感動の声が続出していた。
第11話「武将の矜持(きょうじ)」
【あらすじ】
弄する策を打ち、僅かな兵を率いて函谷関の外へ降り立った桓騎と張唐。魏軍になりすました両隊は入り乱れる大軍勢の中、総大将・成恢がいる韓軍本陣を目指す。あまりに大胆な奇策に、“将軍・桓騎”の才を垣間見る張唐。そして、自らも己の誇りをかけ、毒に冒された身をおして敵陣の中を進んで行く。一方、猛攻にさらされる函谷関の上では、張唐から全体の指揮を託された将軍・蒙ゴウ(もうごう)が、その覚悟に答えるため奮起する。
※蒙ゴウの「ゴウ」は、正式には左上に「敖」、右上に「攵」、下に「馬」
(C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会