吉永小百合をはじめ、類稀な演技力で日本アカデミー賞に輝いてきた松坂桃李、広瀬すず、そして西田敏行といった日本を代表する実力派豪華キャスト陣が出演。「在宅医療」に携わる医者・患者そしてのその家族たちを通して、“いのち”、“愛”、そして“いまを生きていく”、家族たちの願いを丁寧に描き出す、感動のヒューマン医療ドラマ「いのちの停車場」が5月21日に公開を迎え、現在、大ヒット上映中。この度、松坂と広瀬の微笑ましいメイキング映像が公開となった。
咲和子を追いかけて金沢へやって来た医大卒業生で、まほろば診療所の運転手として働いている野呂(松坂桃李)。まほろばの訪問看護師として働きながら、亡くなった姉の子・翼を母親代わりに育てている麻世(広瀬すず)。 本作で初共演を果たした松坂と広瀬が演じたキャラクターは「まほろばの”太陽”のような存在」として息の合ったコンビを見せ、劇中でもとりわけ笑顔になれる微笑ましいシーンが多く「野呂くんと麻世ちゃんの数々のシーンが大好き」、「ふたりの存在が温かい」、「太陽でした!」と、二人の心温まる演技を絶賛する声が溢れている。
今回解禁されたメイキング映像は、そんな二人と翼を演じた子役・鈴木乃伊留くんとの思わず笑みが溢れるとっておきの舞台裏。野呂を慕う小児癌を患う少女・若林萌(佐々木みゆ)が壊してしまった”魔法の杖”を、野呂が修理していたところに、麻世と翼がやって来て、二人の月に1回の外食デーに誘うシーン。
一つ目のテイクでは、「よかったら一緒に行かない?」と麻世が外食デーに誘うと、野呂が「おごり?」と冗談を交わしてみせ、二人の軽やかなやりとりが垣間見える。しかしカットがかかると、何故か終始直立して固まっていた乃伊留くんに思わず「どうした!?(笑)」と松坂が優しく声をかけ緊張をやわらげようとするが、その姿にキャスト・スタッフ一同笑いが溢れてしまう様子が映し出されている。「昨日仲良くなったはずなのに(笑)」と笑みを浮かべる広瀬に松坂も「今日も朝あいさつしたんだけどな~(笑)」と笑いを浮かべる、乃伊留くんとの撮影にあたって二人は、実際に仲良くなろうと現場で意識的に声をかけて、“翼との距離感”を縮めていったとのこと。
続く次のテイクでは、先ほどとは打って変わって元気よくリラックスした表情を浮かべる翼と少し照れ臭そうにしながら野呂を誘う麻世、そして翼に手を引かれながら笑顔で「行く!」と誘いに答える野呂の様子が微笑ましいシーンが映し出されている。
(c)2021「いのちの停車場」製作委員会