映画『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』など骨太な作品に定評のある藤井道人監督が総監督を務める、ABEMAオリジナルドラマ『箱庭のレミング』。SNSの魅力に囚われた若者たちの“心の闇”や“恐怖”をテーマにした全4話からなるオムニバススリラーで、ストーリーテラー兼主演を磯村勇斗が務めるほか、各話主演に見上愛、岡山天音、須賀健太ら実力派若手俳優が顔を揃えた。見上主演の『不純ないいね』が記念すべき第1話として6月17日に配信され、その内容があまりにもSNSの負の側面をえぐりすぎていることから「リアルに起きそうで怖い」などと戦慄する声が続出している。

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見上愛演じる愛されインフルエンサー、引きこもりの姉がSNSに狂い戦慄の動画を投稿…「リアルすぎる!」と話題に『箱庭のレミング』
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 第1話のテーマは「過剰な承認欲求」。女子高生モデルの未映子(見上愛)は、キュートなるルックスを持ちSNSで配信する愛らしい動画が支持される、まさにバズリ系モデル。理解のある両親にも愛され、クラスでも輝く太陽のような存在だ。しかし光が強ければその分影も強くなる。

 その影こそ、姉の麻友(富山えり子)だ。醜い見た目の麻友は、現実逃避から魔法少女系漫画を耽溺し、四六時中自室で息をひそめて暮らす引きこもりである。両親も腫物を触るように麻友に接し、未映子もまた姉を疎ましく思い、クラスメイトにも姉の存在をひた隠しにしてきた。

 未映子がSNS用動画を居間で収録していると、食べ物を漁りに来た姉の麻友が映り込んでしまう。舌打ちの未映子は、麻友が小脇に抱える魔法少女系漫画を一瞥し「夢ばっか見てないで、現実を見なよ」と言い放ち、苦笑いの両親には「マジあの引きこもりどうにかしてよ!?」と酷いことを訴えたりする。当の麻友は「未映子はすごいね、みんなに好かれて…」と恨めしそうに唇を噛むしかない。

見上愛演じる愛されインフルエンサー、引きこもりの姉がSNSに狂い戦慄の動画を投稿…「リアルすぎる!」と話題に『箱庭のレミング』

 ある日のこと。未映子が教室に入ると、友人たちがスマホをのぞき込みながら盛り上がっている。どうやら新たなるバズリ系インフルエンサーが生れたようだ。未映子も興味を持ちその動画を見せてもらう。目に飛び込んできたのは、汚部屋で体を揺らし、髪の毛を振り乱して狂ったように歌い踊る姉・麻友の姿だった。

 SNSをバズらせる妹・未映子に触発された麻友は、自らを「不純さん」と名乗ってSNSに挑戦。その奇妙な動画は瞬く間にSNSを沸騰させて、一夜にして有名人に。麻友のもとには「美人!」「俺と付き合って!」「ヤバい!」などの褒めているようで実は小バカにしているコメントが大量に届く。

 まったく笑えないどころか、背筋が凍る未映子。すぐさま麻友に「褒められてるんじゃないよ!あれ全部お姉ちゃんのことキモいって言ってんだよ!よく読めばわかるでしょ!?」と当然の抗議。すると麻友は「知ってるよ、そんなの。自分がブスでキモいことくらい、知ってるよ」となんとも言えない表情を浮かべて「だってみんなが私に注目してるんだよ!?生まれて初めて!バカにされてなにがいけないの?いいでしょ?私も嬉しんだから…」と恍惚の表情を浮かべたのだった。

見上愛演じる愛されインフルエンサー、引きこもりの姉がSNSに狂い戦慄の動画を投稿…「リアルすぎる!」と話題に『箱庭のレミング』

 そしてSNSをバズらせている人しか出ることのできないイベントへの出場を宣言し「もっとブスでキモくなって、これに出られるように頑張る!」と意気込みを語る。日陰から突然日向に飛び出た麻友の承認欲求スイッチはぶっ壊れた。唖然とする未映子だが、この先の未来に想像を絶する阿鼻叫喚が待ち受けているとは露ほども知らない。SNSモンスターと化した姉・麻友が行きつく果てとは?…続きはABEMAビデオでチェックしてほしい。

見上愛演じる愛されインフルエンサー、引きこもりの姉がSNSに狂い戦慄の動画を投稿
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