アニメ「キングダム」第12話では、楚国の若武者・項翼(CV:鈴木達央)と秦国の将軍・騰(CV:加藤亮夫)が激闘を繰り広げた。
同アニメは、累計8000万部を突破した原泰久氏による大ヒット漫画「キングダム」を原作としたアニメシリーズの第3弾。春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信(CV:森田成一)と、後の始皇帝となる若き王・エイ政(CV:福山潤)の活躍が描かれる。
前回放送された第11話では、秦国でも最長の戦歴を持つ老将・張唐(CV:浦山迅)が、敵対する韓軍の本陣に向かって突き進んだ。さらに張唐は、韓軍総大将・成恢(CV:鳥海浩輔)が放った毒に体を冒されながらも「戦場で死ぬのなら構わん。だが毒はない。何をさらしてくれとんじゃ!この下衆どもが!」と次々と敵兵をなぎ倒していった。そして、逃走を図る成恢に「このたわけが!大将が背を見せて逃げるな!」と斬りかかった。ベテランの意地を見せた張唐に、視聴者からは「激アツだった!」「武将としての生き様を感じた」などの反響が寄せられた。
6月20日より順次放送中の第12話「カ燐軍の突撃」では、“楚の雷轟”を自称する剣の使い手・項翼が、楚国の将軍・カ燐(CV:田中敦子)の命令を受けて敵軍に猛攻を仕掛けた。五千もの兵士を率いる“五千将”になった項翼は、「狙うは臨武君の敵、敵将・騰の首だ!」と自軍に檄を飛ばすと、底知れない武力を持つ騰の軍勢に突撃した。
これまで戦況を見守ってきたカ燐がついに出陣するなど、ますます白熱した戦いとなった第12話。Twitter上には「すっごい勢いのある檄だった」「騰もかっこいい!!」「カリン強い!」「戦局が大きく動きそうな予感!」といったコメントが殺到。信役を演じる声優・森田成一も「たっつんの檄ボイスで今日の戦いに思いをはせようではないか!しっかし熱かったな項翼…!」と興奮気味にツイートしていた。
12話「カ燐軍の突撃」
【あらすじ】
各戦場で秦軍の激闘が続く中、函谷関防衛の要となる山岳地帯では、将軍・王翦(おうせん)の軍と燕軍(えんぐん)総大将・オルド率いる軍の戦いが続いていた。多くの山岳族を抱え、山間部での戦いを得意とするオルド軍に苦戦する王翦軍だったが、ここで王翦が思いもよらぬ行動に出る。一方、楚将・カ燐の策で窮地に陥った騰軍は、将軍・騰が自ら隊を率いて出撃するも、急遽五千の兵を与えられた楚軍千人将・項翼の執拗な攻撃で身動きが取れなくなり……!?
※カ燐の「カ」は、正しくは女+咼
(C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会