じつは危険…“8種”の海中生物に専門家が警鐘「手がグローブほど腫れるケースも」
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 まもなく夏の行楽シーズンを迎えるにあたって、安心安全に海を楽しむためにも知っておきたいことがある。それは海に生息している生物たちの生態だ。そこで、岸壁幼魚収集家の鈴木香里武氏が「僕個人としては可愛いから会いたい」としながらも、夏の行楽シーズンで海に足を運ぶ前に知っておくべき、そして海で遭遇したら注意すべき危険な海中生物を8種類ピックアップ。その理由について一つひとつ解説してくれた。海を楽しみ、大変な目に遭わぬよう、ぜひ参考にしよう。

【映像】海で遭遇すると“ヤバイ”危険生物

 毒の強さや普段隠れていたり、場合によっては擬態していたりして目立たないから“避けようがない”ことなどを選定理由に挙げた鈴木氏が第8位に挙げたのが、意外と身近で一般的に広く知られているマダコだ。その理由について鈴木氏は次のように話す。

「毒のある有名なタコもいるが、一般的に知られているようなタコも海で会うと結構アブナイ。タコの口がどこにあるかは意外と知られていない。カラストンビといって、カラスとトンビの口ばしのような形をした歯が生えている。これにガブっとやられると(皮膚などが)えぐれて大出血します。釣れたり網でとれたりすると嬉しくて、手に絡ませてインスタ用に写真を撮ったりする人も見かけるが、めちゃくちゃ危険です」

じつは危険…“8種”の海中生物に専門家が警鐘「手がグローブほど腫れるケースも」

 第7位はオコゼの仲間で体の小さなハオコゼ。鈴木氏は「5センチくらいしかなく、見た目は可愛いが背中にトゲトゲのヒレが生えていて刺さると痛く、毒もある。海でガサガサやっていて刺されたこともあるが、放っておくと半日から丸一日ほど痛い」と話すと、仮に刺されてしまった場合の対処法として「火傷しない程度のお湯に30分ほどつけておくといい。刺す魚の毒の多くはタンパク毒で、タンパク質は白身の透明な部分が熱を加えると白くなるのと同じで熱に弱く、熱変性といって別の物質に変わる性質がある。そのため、毒だったものが50度くらいのお湯につけることで毒ではなくなる」と説明した。

 第6位はナマズの仲間であるゴンズイ。鈴木氏は「黒地に黄色のシマで結構目立ち、幼魚のときは密集度の高い群れで泳いでいるのでシュノーケリングで見つけるとすぐにわかる。ただ面白いからといって近づくと危険」と注意を促すと「背びれの前、胸ビレのところ、さらに反対側に計3本のかなり強烈な毒トゲを持っている。釣りなどで針を外そうとして手で持つと刺され、手がグローブぐらいに腫れてしまう。7位に挙げたハオコゼの比ではない。襲ってくることはないので、見つけても眺めているのがいい」と怖さを語った。

 第5位はダイナミックな見た目が特徴のハナミノカサゴ。「ハオコゼよりもキツイ毒を背中のトゲトゲに持っている」と述べた鈴木氏は、その一方で「もし刺されたら、お湯どころではなく、ちゃんと病院に行くべき」と注意を促す。

じつは危険…“8種”の海中生物に専門家が警鐘「手がグローブほど腫れるケースも」

 第4位はアカエイ。「刺すというイメージはあるかもしれないが、具体的にどこにトゲがあるかというと、シッポの付け根のあたり。結構長く、さらに返しがあるので、一回刺さるとなかなか抜けない」と鈴木氏。触らなければ危険は回避できるのでは…とも思うが、鈴木氏は「砂浜の結構浅いところにいて、砂の中に潜って隠れている。知らずに素足で入っていくと、踏んでしまうことも。海に入るときはぜひ、マリンシューズを履くことを徹底していただきたい」と話すと「ビーチサンダルくらいでは(トゲが)貫通します」と念を押した。

 さらに3位のオニダルマオコゼ、2位のカツオノエボシ、1位のヒョウモンダコと危険な海中生物を紹介した鈴木氏に対して「自らが危険な目に遭ったことはないのか」と質問が飛ぶと「幼魚を観察していると、気づかずにハオコゼによく刺される。先ほどお湯につければと言ったが、漁港にお湯はない。遠くに船を停めている釣り人がお味噌汁を作っていたので、『お味噌汁をください』と言って分けてもらった。その後、分けてもらったお味噌汁の中に(釣り人の)目の前で小指を突っ込んだら凍り付いていた」と中学生時代の苦い、痛い思い出を笑顔で明かした。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)

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