映画『いのちの停車場』の特別イベントが6月30日都内で行われ、女優の吉永小百合(76)、広瀬すず(23)、俳優の西田敏行(73)、松坂桃李(32)らが出席した。
【映像】「もし壁にぶつかったら?」の質問に広瀬すずポジティブな回答
この映画は、在宅医療に携わる医者・患者を通して“いのち”、“愛”、そして“いまを生きていく”家族たちの願いを丁寧に描いた感動のヒューマン医療物語。
金沢にある『まほろば診療所』の院長を演じた西田は、その下で働く訪問看護師を演じた広瀬の演技が特に印象に残っているという。「まほろば診療所に吉永さんが初めて訪ねてこられた時のすずちゃんの対応がですね、堂々としてて、若い時に僕が吉永さんのスクリーンを見て感じた感動と同じような感動をすずちゃんに感じましたね。こいつ吉永小百合を食いにかかっているなと。すごい女優だなという風に思いました」と広瀬の演技を絶賛した。
この日のイベントでは、事前に募集しておいたファンからの「壁にぶつかったときはどうしていますか?」という質問に松坂と広瀬はそれぞれ正反対な対処法を明かした。
松坂は「とにかくひたすら悩みに悩んで、大きな壁があったとしたら、これはどうやって乗り越えようかなとずっと思いながらどんどん落ち込んで、下がって…地に着くくらいまで下がるんですよね。ある種、開き直りみたいな気持ちの所まで到達したら何か見えてくるものが自分の中にあって」とコメント。
一方、広瀬は「私は一旦寝ます(笑)一旦寝かせて色々考えたりとか、想像したりとか、自分なりに努力はしようと思うんですけど、あとはきっと時間が解決してくれるとかすごい単純な思考でそう思いながら」と回答して会場を笑わせた。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)