オリンピック・パラリンピックに、母国の国旗を掲げずに出場する選手たちがいることをご存知だろうか。紛争や内戦、迫害により故郷を追われた「難民選手団」だ。前回(2016年)のリオ大会で初めて結成され、東京オリンピックでは29人が出場、さらに6月30日には、パラリンピックに6人が出場することが発表された。