将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が7月5日に行われ、中座真七段(51)が宮田敦史七段(40)に101手で勝利、2回戦に進出した。
相掛かりから始まった一局は、後手の宮田七段が主導権を握り、そのまま押し切るかと見られていたが、両者1分将棋に入った終盤で状況が一変。劣勢の中で攻め続けた中座七段の手が実り逆転すると、その後は自玉の安全を確保してから、確実に寄せ切った。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。49人が参加する七段戦はA、Bの2ブロックに分かれ、それぞれの優勝者が本戦に進む。昨期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)