ウクライナ国防省が公開したこの写真。首都キエフで、黒いヒール靴を履いて行進する女性兵士たちの姿が映っている。
BBCによると、ウクライナはソ連崩壊後・独立30年を記念して、来月24日に軍事パレードを行う準備を進めているという。国防省の情報サイトには「きょう初めてヒールのある靴で訓練が行われた」という、ある士官候補生の言葉を掲載。「ミリタリーブーツで行うよりも少し難しいが、努力している」と語っている。
しかし、これに対して否定的な意見も目立つ。BBCによると、ウクライナ議会の野党議員・イリーナ・ゲラシチェンコ氏は「性差別であり平等ではない」と述べている。また、議員らのグループは、アンドリー・タラン国防大臣に謝罪を要求。一部の当局者からは「中世の考え方だ」など、批判が相次いだ。
ネット上でも「ヒールの強制？これ行進でさせるって…軍隊でいらないでしょ」「兵士からの発案だったら一考の余地はあるが、ヒールで行進するのは大変だろうから考えにくいよなぁ…」と様々な意見が上がっている。
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