布袋寅泰、40周年振り返り熱く語る「気持ちを伝えあう機会がなかった」
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 アーティスト活動40周年を迎えたレジェンドギタリスト・布袋寅泰(59)が、アニバーサリーイヤーを記念して、4曲入りの最新EPと今年1月に無観客で行われた日本武道館でのライブBlu-ray&DVDを同時リリースした。

【映像】布袋寅泰に独自インタビュー

 日本のロックシーンに多大な影響を与えた伝説のロックバンド“BOOWY”。そのギタリストとして1981年、デビューを飾り、BOOWY解散後の1988年からはソロとして活動し始めた布袋。40年経った今もなお、レジェンドギタリストとしてファンを魅了し続けている。

 今回『ABEMA NEWS』は、そんな布袋の“音楽”についてインタビューを行った

――最新EPはどんなイメージで作られたか?

 「聴いた瞬間から最後の残響音まで、どこを切っても布袋寅泰という40周年のシングルということで、そこははずしたらいかんなと思った。でもこれがなかなか言うには簡単だけど、そう簡単なものではなくてですね。ギター弾いている人たちからすると、もうたまらなくコピーしたくなるリフだと思うんですよね」

 「僕のリフは本当BOOWYのころからそうですけど、“弾きたくなるけれど弾くと意外と難しい”“なかなかそう簡単にはコピーできない”そんなちょっとしたトリックとか、いろいろなところに入っていますから。そういう楽しみ方もできるし、布袋寅泰が布袋寅泰で40周年もある意味変わらずでもどこか新しい『40年』という年月を重ねた堂々たる布袋のサウンドを届けたかったですね」

――制作する過程で苦労したことは?

 「ロックダウン中のロンドンで1人で作りましたから、今回4曲入りなんだけどドラムのトラック以外は、すべて自分でマイキングもして、録音をして、編集もして、歌撮りからなにからセルフレコーディングで、自宅で撮りました。いろんな意味合いで、このパンデミックだからできた曲だし、パンデミックだからこの形を選ばざるをえなかった」

 「“1%は無限大の始まり”という歌詞を今回入れました。本当にその1%、ちょっとした気持ちの転換でネガティブもポジティブに変わると思うんですよね。僕の音楽を聴いた皆さんが、ちょっとでもうつむいた気持ちがパッと目が覚めるような『そうだ!俺まだまだやれるよ』とか、『よし!私も今日から頑張ろう』とか『さっきまでの自分はもう捨てよう』『また今から始めよう』そういうふうにポジティブなってくれたらもう本望だしミュージシャン冥利に尽きますけどね」

布袋寅泰、40周年振り返り熱く語る「気持ちを伝えあう機会がなかった」

――武道館で行われたライブを振り返ってどんなライブにだったか?

 「寂しかったですね、誰もいない武道館は。一年に一度みんなが集まって、みんなの大好きな曲でひとつになって“よし!俺も明日からまた頑張ろう”そんな姿を僕はステージの上からいつも見ているわけですよね。うわっとこう目の前にそれが100人でも1万人でも笑顔が目の前にあるだけで、僕たちは報われるしすっごいエネルギーをもらえるんですよ」

「だからその瞬間がもう1年以上ないわけですから、ストレスもあるし、やりたいこともできないし、我慢することが一番のやるべきことじゃないですか、そんな中でぼちぼち限界な部分もあるだろうけど。それで40周年というのは、華やかにみなさんに投げることができたので、みんなこのDVD &Blu-rayをきっとそれぞれのライブハウス、武道館でご家族と一緒に、もしくはひとりで拳を上げて楽しんでくれていると思いますけどね」

――40年の活動を振り返り、印象に残っていることは?

 「久しぶりにあの人にお会いしたいなとか、昔の仲間と会ってこの人とすごい長い付き合いなんだけど、実際腹割って話したことないよなとか、大切な仲間なんだけど気持ちを伝えあう機会がなかったなとか、そういう人と会えないときだからこそそんな思いが募りますね。『あの人と会いたいな、久しぶりに』『じっくり話し合いたいな』とか『あのときのこともう一回話したいな』とか」

 「俺らがまだ20歳そこそこでなにもわからない、ただただやる気だけで、髪の毛立てて恐ろしい風貌の4人組でしたから、そんな我々を応援してくれた先輩方にもこの40周年ということで、改めてお礼を伝えたいなと思うし、ファンの皆さんにはこうやって作品を通じて、もしくはライブを通じて、いい音を届けるのが1番の感謝だと思うんですけど、それもできないので、今後このパンデミックがどうなるかわからないけど、ポジティブにツアーのことやリリースや作品作りや前向きに届けていきたいと思います」(『ABEMA NEWS』より)

【映像】布袋寅泰に独自インタビュー
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