“絶対正義”は本当に正義?ロジカル・ハラスメントを生み出す温床捉えた『酒癖50』第3話 酒癖50犬飼貴丈 2021/07/30 10:37 拡大する 「言わぬが花」ということわざがあるように、言ってはならない言葉がある。アルコールの力で気が大きくなってしまう酒の席ではなおさらだ。周囲からどんなに煽られ、持ち上げられ、もてはやされても、自分の発する言葉には慎重になった方がいい。放った言葉の重みや責任は結局、自分自身で背負わなければならないのだから。【動画】ロジカル・ハラスメントを生み出す温床捉えた『酒癖50』第3話 小出恵介が主演するABEMAオリジナルのドラマ『酒癖50』の第3話は「不寛容」をテーマにする。総務部の気弱な口山(犬飼貴丈)は酒を飲んだら一転、嫌われ者上司を趣味のラップで口撃する無礼講のエミネムと化す。ディスられてしまった上司が反省して態度を改めたことから、社員からはヒーローのようにあがめられていく。入社以来初めて人に求められる充実感と満足感を得た口山は自信を持ち、無礼講ラップをより先鋭化。その内容はハードなものとなり、触れてはいけない部分にまで手を伸ばしてしまう。 続きを読む