加古川には勝って帰る!船江恒平六段、都成竜馬七段を撃破 本戦初勝利/将棋・ABEMAトーナメント
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 プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント1回戦第2試合、チーム稲葉とチーム斎藤の対戦が7月31日に生放送され、第4局でチーム稲葉・船江恒平六段(34)がチーム斎藤・都成竜馬七段(31)に125手で勝利、自身の本戦初勝利を挙げた。

【動画】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤

 「棋士のまち」加古川に住む26万人の期待を背負っての快勝だ。試合開始前には「帰るためには優勝しかありません」と、自分にプレッシャーをかけた上で盤に向かうと、都成七段の向かい居飛車に対して居飛車の対抗形に。さらに穴熊に囲って、しっかりと守備を整えた。都成七段から攻めの誘いをかけられても、それには乗らず慎重な指し回し。中盤からじりじりと差を広げると、終盤は一気に突き放した。解説を務めた村中秀史七段(40)も「非常に戦い上手。穴熊の遠さを活かして勝ち切った」と、その巧みは指し回しを高く評価していた。

◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。

ABEMA/将棋チャンネルより)

お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤
お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤

加古川には勝って帰る!船江恒平六段、都成竜馬七段を撃破 本戦初勝利/将棋・ABEMAトーナメント