映画『孤狼の血LEVEL2』8月20日の公開を記念した『監督 白石和彌×俳優 音尾琢真 映画祭』が8月2日より札幌でスタート。この映画祭は、北海道出身の2人による北海道ならではの映画祭。初日となった8月2日には『孤狼の血』の上映後に舞台挨拶が開催された。
北海道出身、同じ旭川西高校の出身ということで、昔ばなしにも華が咲く。監督はサッカー部、音尾は新体操部のエピソードを披露。そしてなんと、鑑賞者の中には旭川西高校出身が複数人おり、まさかの音尾の一個下の代の方も参加していたことが判明。そして部活動を聞くとサッカー部であったことがわかり、監督が3年生の時の1年生ということで会場にはどよめきが。まさかの展開に同窓会チックに和やかに始まった舞台挨拶。監督は、後輩はやはり可愛いものでと言いながら、過去9作品も白石作品に音尾は出演していることを激白。縁あり二人は出会い、音尾は『日本で一番悪い奴ら』で一番最初に出演し、演じたのは警視庁の刑事役。監督は「音尾さんの俳優としての魅力に惚れた部分もあったが、従順な可愛い後輩でもある。えこひいきというか、バーターというか…?」と笑顔で話す。音尾は「先輩からのオファーが来たら、とにかくOKと言うこと。台本は読まない、コンセプトも知らない、とりあえずOKと言う」と後輩として完璧な答えをする。また監督から見た音尾の魅力について聞かれると「どんな役も、時にはコミカルに時にはシリアスに、いろんな形にできるのが最大の魅力。最近はどんな難役を音尾くんにやってもらおうかなと考えるのが楽しくてしょうがない。」と彼の魅力を語った。