橋下徹氏、感染急拡大下の自宅療養に「仕組みを整備すべき。日本医師会にも負担を被ってもらわないと」
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 先月31日のABEMANewsBAR橋下』に東国原英夫氏が出演。新型コロナウイルスに感染した人の自宅療養や医師会の対応、中等症の問題について、橋下徹氏と意見を交わした。

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 新規感染者数が急増している今の対応について、橋下氏は「今まではベッド数を増やす、増やすだったが、自宅療養の仕組みをもっと整備する(べきだ)。開業医に、日本医師会のほうに負担を被ってもらわないといけないと思う」と疑問を投げかける。

 東国原氏によれば、地方では開業医が対応している場合もあるという。しかし、それは感染者数が少ないため。橋下氏は、「イギリスでは1日に3、4万人の新規感染者が出ても9割以上が自宅療養だ。それは、“お医者さんが地域の住民何人かはちゃんと責任を持って診てくださいね”という医療制度だから。GPといって、かかりつけ医を住民はみんな登録して、コロナだけではなくいろんな病気についてかかりつけ医が責任を持つ。(日本では)今は保健所や自治体がその役割をやっているから手一杯だ。日本医師会会長の中川さんはいつも国民に『行動制限』と言うが、ここが医師会の出番。病院のベッド数を増やして、そこに入らない軽症は自宅療養で開業医が面倒をみる。この医療体制を作らないとすぐパンクしてしまう」との考えを示した。

橋下徹氏、感染急拡大下の自宅療養に「仕組みを整備すべき。日本医師会にも負担を被ってもらわないと」

 これに対し、東国原氏は「民間の病院にも保険料、公金を入れてるんだから、今すぐはできないかもしれないけど、非常時には“あんたたち、税金が入ってるんでしょ。国に協力しなさいよ”というのは、法律でもシステムでも作らないとダメだ」と言及。

 橋下氏は「飲食店にあれだけの命令を出したり義務を課すんだったら、医療界のほうにも、もちろん国民一般にもそうだけど、義務を課さないと不公平だと思う」とした。

■「中等症」の響きを不安に思う声も

 一方、SNS上では、「『中等症』という響きだと症状がそんなに重くないイメージがあるけれど、実際はそうじゃない」などと、不安に思う声があがっている。

橋下徹氏、感染急拡大下の自宅療養に「仕組みを整備すべき。日本医師会にも負担を被ってもらわないと」

 橋下氏は「東さんが言うように、重症者数だけではなくて中等症の数もしっかり出さないといけない。中等症は自宅療養ではダメで、原則入院だ。全体の新規陽性者数のうちの8割ぐらいは軽症で、そこは自宅療養。今はそこも自治体によってはどんどん病院に、お医者さんとしては来れば受け入れざるを得ないので、そこでいっぱいになってしまっている状況もある。トリアージといって、重症とか中等症とか重い人だけが入院するというルールをバチンと作ることだ」との考えを示す。

 その上で、「新規感染者数と重症者数、中等症者数がリンクするかどうか。そこは分析が必要だ。ワクチンでここは一定、抑えられるんじゃないかという意見もたくさんある」とした。

 東国原氏は「自宅療養者が1月、2月は大阪で多かったが、容態が急変してお亡くなりになるという方がいらっしゃったんじゃないか。これをどうやって防ぐか。橋下さんがさっき言ったように、自宅療養はいいんだけど、きちんと医師会がそれをフォローできるようなシステムを作らないといけない」と述べた。

(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

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