「しくじり先生 俺みたいになるな!!」の特別企画「しくじり学園 お笑い研究部」で、芸人たちが”奢り文化”についての議論を交わす場面があった。
番組には、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、アルコ&ピース(平子祐希、酒井健太)、日向坂46の渡邉美穂らが出演。「令和のお笑い界に革命を起こしたいを考える」というテーマで、芸人としてのスキルを磨いていく。
今回は、5人の令和芸人が「お笑い界の古い価値観を改革したい」と集結。レインボーの池田直人は、「借金してでも後輩にメシを奢れ!」という吉本芸人の文化に対し、「割り勘でもいいのにな」と不満に思っているという。
池田は「美味しいお店に食べに行きたいんですけど、(先輩が)安めのところ行ったりするじゃないですか」といい、それよりも「美味しいお店、2人で割り勘で、幸せに暮らしたいな」と主張した。
コットンの西村真二は「たまたま入ったコンビニに後輩が10人いたら、そのお代も全部払う」といい、お金がなくてもATMから借金をして払う風潮はたしかにあるという。ファミレスでネタ合わせをしていたときに、後輩が20人ほどいたときは、コーヒー代として総額2万円を払ったこともあると明かした。
コットンのきょんは、池田の意見に「賛成」だといい、西村も「(奢る)文化は残してもいいと思うんですけど、借金をしてまでやることなのか?とは言いたい」と意見を述べた。
これに吉村は「やることですね!」と反対意見。「やっぱり芸人は生き様ですよ」と名言が飛び出すと、澤部は「師匠出てきた!」とイジった。吉村は「先輩がゲーム機を売って食わしてくれた。そういう色気のある話がある」と熱く持論を展開。
すると西村は、「借金してまで昔奢ったよな」などの貧乏武勇伝は「もう聞き飽きた」と一刀両断。「令和って稼ぎ方いっぱいあるんで」といい、「吉村さんが知らない若手でも月20万円とか貰えてる時代なんですよ」と、令和世代の懐事情を明かした。
それでも納得がいかない吉村が「とは言え借金は話にもなるし、いろんな事が生まれるのよ」と反論。すると西村は「もう何言ってもダメです」と渋い顔をして、笑いを誘った。