『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、芸人のウエストランド(井口浩之、河本太)が登場。「M-1ファイナリストから学ぶ、ヤバい奴だと思われる嘘で損しないための授業」を行った。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、乃木坂46の高山一実、モデルの貴島明日香、タレントの藤本美貴らが出演した。
周囲から”ヤバい奴”だと思われたいがために、事実よりも悪い方向に話を盛っていたという河本。「高校時代、サッカーの部活で全裸で野球をやって停学になった」というエピソードは、実際は「全裸で野球はやったが停学にはなっていない」といったように、真実に嘘を混ぜていたという。
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井口は、芸人が話を面白くするために盛ること自体は「いくらでもやってる」と肯定するが、河本の場合は「怖い盛り方しちゃってる」と、嘘が笑いになっていないと指摘した。
また、河本は周りが思わずドン引きするほどのエピソードも話していた。以前、河本は寿司屋で働いていたが、当時の先輩が冷凍マグロで殴ってきたため「ムカついて勝どき橋から川に突き落とし、振り返らずに帰った」という。過激すぎる話に、井口は「もしあったとしても、隠して生きてくじゃないですか」といい、笑いを誘った。
もちろんこのエピソードも盛っており、藤本が「ちょっと浅い川に落としたくらいじゃないですか?」と予想すると、河本は「正解です」「実際は小さな橋から突き落として、(相手は)自分から上がってきて、一緒に帰りました」と白状した。
さらに「上がってきたときにボコボコにされました」と続けたが、藤本は「でもボコボコにされたら一緒に帰らないからそれも嘘」と推理。すると河本はまたしても「正解」といい、藤本は若林から「クイズ・河本王」と絶賛された。
井口は、河本が話を盛るようになった理由として、「自分が普通の奴」ということに気づいたからではないかと予想。芸人になって売れているタレントと一緒になり、強い個性や”ヤバさ”を目の当たりにしたため、大げさに盛ったエピソードで戦うようになったのではないかと分析した。
最後に井口が「この分析はどうですか?」と河本に聞くと、一言「こんなにえぐられるとは思いませんでした」とコメント。出演者らは「犯人が出てきた」「供述!」と爆笑していた。