「45年の兄貴の人生は全部奪われている」特定失踪者の家族が問題の深刻さを訴え
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 21日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、北朝鮮による拉致被害にあった可能性があると思われる人物の家族が拉致問題の深刻さを訴えた。

 この日はデイリーNKジャパンの高英起氏と特定失踪者家族の藤田隆司さんをゲストに招き、北朝鮮による拉致問題について話を聞くことに。

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 隆司さんの兄、藤田進さんは1976年2月7日に失踪。北朝鮮の拉致による失踪の可能性が排除できないとして、隆司さんは特定失踪者家族として活動している。

 進さんは政府に拉致被害者としての認定を受けておらず、隆司さんは「否定も肯定もしないから一番宙ぶらりんな状態だから、どっちつかず。その状態が延々と続く。これは地獄です」と、つらい胸の内を打ち明けた。

「45年の兄貴の人生は全部奪われている」特定失踪者の家族が問題の深刻さを訴え

 また、進さんが「これが1年2年の話じゃない、10年、20年、30年、40年……うちの兄は45年ですよ。兄貴がいなくなったのは19歳です。それまでは日本でしっかり生活していたわけです。ところがそれから、その後の45年ですよ? 45年の兄貴の人生は全部奪われているんです、いまも」と悔しさをにじませた。

 隆司さんは「本人のささやかな夢、それはもう無くなりましたよね。そういう夢を拉致はつぶしている。そして人生そのものを奪うだけではなく、このままいけば命を奪われますよね? 北朝鮮の単なる土になってしまう。そんなことが許されていいのか」と憤ると、拉致の深刻さ、重大さを懸命に訴えかけていた。

北朝鮮が日本人を拉致した目的は?
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現地の写真を多数紹介、北朝鮮潜入リポート!(1時間6分頃~)
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