数々の証拠があっても認定されず…被害者家族が拉致問題の"闇"を指摘
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 21日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、被害者家族が拉致問題の闇を指摘する場面があった。

 この日はデイリーNKジャパンの高英起氏と特定失踪者家族の藤田隆司さんをゲストに招き、北朝鮮による拉致問題について話を聞くことに。

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 隆司さんの兄、藤田進さんは1976年2月7日に失踪。拉致による失踪の可能性が排除できないとして、隆司さんは特定失踪者家族として活動している。現在、政府認定の拉致被害者は17名、「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない」という被害者は873名(警視庁)となっている。

 進さんに関しては脱北工作員の目撃情報や拉致実行犯の証言、北朝鮮で撮られた写真が見つかるなどしているが、これだけの情報が集まっても政府は拉致被害者の認定はしていないおらず、隆司さんは同じような失踪者が多くいることについて「最大の拉致問題の闇」と指摘した。

数々の証拠があっても認定されず…被害者家族が拉致問題の"闇"を指摘

 1994年あたりから拉致問題に取り組んできたという高氏は、韓国からの情報を精査して拉致の事実はほぼ間違いないと「日本人が拉致されている」というキャンペーンを展開したが「当時は都市伝説のように誰も信じなかった」と振り返った。

 日本政府が拉致問題の事実を認めるきっかけになったのは1987年の大韓航空機爆破事件の実行犯である金賢姫(キム・ヒョンヒ)による「拉致被害者から日本語教育を受けていた」という証言で、高氏はそれ以前も拉致に関する報道はあったとしながらも「日本政府が本格的に乗り出すのは、これが一番のきっかけ」と解説した。

北朝鮮が日本人を拉致した目的は?
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現地の写真を多数紹介、北朝鮮潜入リポート!(1時間6分頃~)
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