今月3日、静岡県の伊豆シャボテン動物公園で、四つ子のフェネックが誕生した。生後1週間の今月10日に撮られた写真は、なんとも言えない可愛さだ。
今回、初めて親になったのは、お母さんの「ベガ」と、お父さんの「アブシンベル」。ピーンと立った大きな耳が特徴的なフェネック。北アフリカなどの暑い砂漠に暮らし、この耳には体にこもる熱を放出する役割もあると考えられている。
4匹の赤ちゃんたちが生まれたのは、猛暑真っ盛りの8月3日。園は赤ちゃんの体調を考慮して、この猛暑の中で自然哺育は無理と判断。生まれたその日に保護して、人工哺育で育てている。
生まれた時、40グラムだった体重は180グラムになり、体調はは良好。最近は4匹とも目が開き始めたということだ。
(『ABEMA Morning』より)