【米大リーグ】エンゼルス-パドレス(8月28日・日本時間29日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が8月11日のブルージェイズ戦以来となる18試合ぶりの「2番・DH」で先発出場。ショートへの内野安打で出塁したフレッチャーを一塁に置いて迎えた1回の第1打席は空振りの三振に倒れた。しかし、パドレスの先発・ウェザースが投じたインハイの真っすぐが右手首を直撃し、大谷は苦悶の表情を浮かべ、死球かと思われたシーンに場内からは大ブーイングが起こり一時騒然となった。
3球ファウルで2ストライクと追い込まれた4球目、93マイル(約150キロ)の真っすぐはインハイへ。このボールに対してスイング気味に始動した大谷は、避けきれずに右手首付近を直撃した。その瞬間、大谷の声と思われる声がスタジアムに響き、死球と思ったファンからはものすごいブーイングが起こった。
試合を中継したABEMAの実況席は「ちょうどガードがないところに当たった」と心配そうに述べ、死球で出塁と説明すると、バッティンググローブを外した大谷の手を見て「ちっと色が変わっていました。心配です」と続けた。しかしその後、スイングをとられた大谷の第1打席は空振り三振となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)