小山田圭吾氏の過去のいじめ告白、プロ野球の中田翔選手による暴力行為、「メンタリスト」DaiGo氏による差別発言など、著名人の言動が批判を浴びることが相次いでいる。
28日のABEMA『NewsBAR橋下』にゲスト出演した古市憲寿氏は「“永遠に許さない”っていうのは、やっぱり違うと思う。刑事事件でさえ殺人を除いて時効というものがあるのに、事件にもなっていないものに関して誰かを責め続ける。特に嫌だなと思うのは、“責めるためだったら違法行為もしてもいい”と思っちゃう人もいること。そういう中で“殺害予告をしましょう”みたいに、正義のためならルールを破っちゃうみたいな暴走もある。それは違うと思っている」とコメント。
橋下徹氏は「ダメなことはダメなんだけど、近代国家ではやったことと制裁のバランスを考えることが重要で、やったことの程度と反省の度合い、被害者がいる場合は償いの度合いなどの全体を見て判断しなきゃいけないのに、そのバランスを欠いていると思う。DaiGoさんの発言にも色々と問題はあるけれど、反省して、ちゃんとやっていきます、ということであれば、社会的に抹殺するというのは違う」と話していた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)