真夏の暑さにも負けないオス同士の熱き戦いが、「よこはま動物園ズーラシア」で繰り広げられた。
同園に暮らす、アカカンガルーのオス同士のバトル。左側は好奇心旺盛で、自分より大きなオスにも向かっていくという「イコイ」。右側はとても人懐っこく、ものおじしない性格という「ファスリー」だ。
ファスリーの強烈なパンチに、イコイもすかさず応戦。そして、ファスリーがさらに強烈なもう一発。ドロップキックも炸裂する。
激しい戦いを繰り広げる両者だが、動物園の担当者によると、仲が悪いから喧嘩しているというわけでははなく、同じような体格同士で戦って一番強いオスを決めるという、カンガルーの習性の一つなんだそうだ。ズーラシアでは、飼育している28頭のオスの中で、ほぼ毎日誰かが戦っているという。
ちなみに、この日のイコイとファスリーの戦いは、突然の幕切れに。飼育員の撮影に気づき、戦いをやめてしまった2頭だった。
(『ABEMA Morning』より)