「共感できるところやカッコいいと思える部分が、たくさんある作品」新祐樹・林勇が語る『東京リベンジャーズ』の魅力
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 「週刊少年マガジン」にて2017年より連載中の『東京卍リベンジャーズ』を原作に、2021年4月より放送されているTVアニメ『東京リベンジャーズ』。第2クールのクライマックスを迎えたタイミングで、主人公・花垣武道(タケミチ)役の新祐樹(しん ゆうき)と、佐野万次郎(マイキー)役の林勇(はやし ゆう)にインタビューを実施。大ヒットの反響や女性ファンも多く獲得した本作の魅力について伺った。

【動画】アニメ『東京リベンジャーズ』全話リスト

 『東京リベンジャーズ』は、中学時代に付き合っていた恋人・橘日向(ヒナタ)を助けるべく、タケミチが12年前の過去にタイムリープして逃げ続けた自分の人生にリベンジするべく奮闘するストーリー。その中で「東京卍會」総長のマイキーらと出会い、さまざまなドラマが描かれていく。

「『東リベ』にはタイムリープという要素があって、入り口として入り込みやすい」

――原作コミックスの『東京卍リベンジャーズ』は累計発行部数が3,500万部を突破(2021年8月現在)していますが、反響を感じられていますか?

林:街中を歩いていて至る所にポスターが貼っていることでも感じるんですけれど、最近連絡を取っていなかった友だちから1日に1回ペースで「お久しぶりです! マイキーやってるんですね!」みたいな連絡が来るんですよ。役や作品のおかげで改めて友だちと触れ合えるきっかけをいただけて、ありがたいと感じています。

――毎日のように連絡が来るのはすごいですね。

林:本当に毎日のように来るんですよ!

新:僕も以前のバイト先の方からとか連絡が来ますね。毎日のようには来ないですけど……。

林:いや、そこは別に比べるものではないから(笑)。

新:あと、地上波のTVを見ていても、お笑い芸人さんが『東リベ』のことを好きだとおっしゃっていて。SNSやニュースサイトでも、『東リベ』関係のネタを見かけることが多いですね。

――本作は女性ファンも多い印象ですが、女性にも刺さるポイントはどんなところなのでしょうか?

林:俺が若い時に流行っていたヤンキーマンガって、男同士の熱い戦いの中で友情や絆が芽生えることにフォーカスを当てた内容が多かったんですよ。でも『東リベ』にはタイムリープという要素があって、入り口として入り込みやすい。あと特攻服を着ているような不良って、今の時代だと浮いてしまう感じがあるけど、過去の時代だと自然さがあって、その点でもタイムリープで過去に戻るという設定は素晴らしいですよね。

 そんなふうに入り込みやすくなっていて、どんどんドラケンや場地みたいに男気や信念を持ったキャラクターたちに心揺さぶられるようになっている。女性に人気なのもうなずけますね。

――タケミチがタイムリープする理由も、ヒナタを救うためというロマンティックさがありますよね。

新:勇さんがおっしゃっていることはもちろんですし、僕がシンプルにまず思うのは原作コミックスの絵柄なんです。今までのヤンキーマンガのイメージは、どこか劇画チックといいますか人間をリアルに泥臭く描いている作品が多くて、僕もそういう作品が好きで読んでいましたが、『東リベ』は登場人物の髪型や格好も、基本的にオシャレなんですよね。

 キャラクターがしゃべっている内容も、従来のヤンキーマンガを踏襲しつつも下品さが少なくて上品な感じがする。だから世代的に僕よりも上の方でも好きになれるし、若い方も下品すぎないから入り込めるんじゃないかなと。

林:そうだね。印象的なワードもたくさんあるから、それが流行っている要因なのかも。

――今までのコテコテのヤンキーマンガとは、違った雰囲気がありますよね。

新:長内やキヨマサみたいなのが、従来のヤンキーマンガにはいっぱいいる印象なんですけれど、三ツ谷君や千冬に、マイキー君 といったハイセンスなキャラクターも多いので、見た目的にも女性が入り込みやすいと思います。

林:あんまり戦いにばかりフォーカスが当たっていなくて、人間ドラマが主軸になっているから見やすいのかもしれないね。

新:あと女性キャラクターが少ないのも、もしかしたら要因なのかなって思いますね。

林:恋愛にあんまり発展しないから?(笑)

新:そうです、もう男だけだから。女性の方が見て、カッコいい男たちしか出てこないので。真面目に考えるとそんな気がしました。男女両方にカッコいいと思ってもらえるキャラクターなのかなって。

「共感できるところやカッコいいと思える部分がたくさんある作品」

――そんな『東リベ』という作品全体の魅力を、改めて伺えますでしょうか?

林:やっぱりタイムリープ×ヤンキーものっていう新しい作風を描いているところが斬新で面白いですよね。キャラクターそれぞれの名言も刺さるところがあるし、タケミチが下克上的にどんどん這い上がっていくところにも純粋に心が揺さぶられる。1つの魅力的なポイントがあるというよりは、本当にいろいろなものが詰まっているすごい作品なので、まだ見ていない人みんなに見てほしい作品です。

――タイムリープものとヤンキーものの掛け合わせも、どちらか一辺倒になっていないですよね。

林:絶妙なバランスですよね。

新:しかも、何度も同じ時間をやり直せるんじゃなくて、過去は過去で取り返しがつかないというところも妙にリアルというか。

林:そうだよね、何回もやり直せちゃったらドラマにならないもんね。

――第1話で設定に引き込まれると、どんどんキャラクターたちのドラマにハマっていきますよね。

新:人間臭くて誰しもが共感できる部分があるキャラクターや状況もあれば、それはないだろうっていうぶっ飛んだキャラクターもいっぱい混ざっていると思うんです。ありそうでない、なさそうであるというようにヤンキーのダサさもあれば上品さもある。そういう共感できるところやカッコいいと思える部分が、たくさんある作品だと思いますね。

――最後に、クライマックスを楽しみにしているファンに向けてメッセージをお願いいたします。

林:第2クールの佳境で、血のハロウィンの戦いが始まっている状況 なんですけれど、クライマックスに向けて、またさらに大きな展開が待っています。詳しくは言えないんですけれど、絶対に見逃せない瞬間がそこにあるので、ぜひ最後まで一緒に『東リベ』のアニメを見て、寄り添ってほしいです。

新:血のハロウィン編に関して言うと、「東京卍會」っていうチームが当初発足したときにどういうチームだったのか、男たちの友情や信頼関係がより垣間見えてきます。より「東京卍會」のことが好きになると思いますし、それ以外のキャラたちも好きになってくると思いますね。残り話数では今まで以上に感情のジェットコースターというか波が押し寄せてくるので、楽しみにしていてください。

 どのキャラクターに感情移入するかでも変わってくるとは思いますが、僕個人としてはタケミチに感情移入してほしいですし、タケミチの応援を皆様にしていただきたいです!

――ありがとうございました!

TVアニメ『東京リベンジャーズ』概要

【CAST】

花垣武道(タケミチ):新 祐樹

橘 日向(ヒナタ・ヒナ):和氣あず未

橘 直人(ナオト):逢坂良太

佐野万次郎(マイキー):林 勇

龍宮寺堅(ドラケン):鈴木達央

場地圭介:水中雅章

松野千冬:狩野 翔

三ツ谷隆:松岡禎丞

林田春樹(パーちん):木村 昴

林 良平(ぺーやん):野津山幸宏

河田ナホヤ(スマイリー):河西健吾

武藤泰宏(ムーチョ):小野大輔

千堂 敦(アッくん):寺島拓篤

山本タクヤ:広瀬裕也

鈴木マコト:武内駿輔

山岸一司:葉山翔太

エマ:内山夕実

羽宮一虎:土岐隼一

稀咲鉄太:森久保祥太郎

半間修二:江口拓也

清水将貴(キヨマサ):日野 聡

長内信高:竹内栄治

【STAFF】

原作:和久井健

「東京卍リベンジャーズ」(講談社「週刊少年マガジン」連載)

監督:初見浩一

シリーズ構成:むとうやすゆき

キャラクターデザイン:大貫健一、太田恵子

メカ・プロップデザイン:福島秀機

美術監督:緒続学

美術設定:小倉奈緒美、谷内優穂

色彩設計:辻田邦夫

撮影監督:山本弥芳

3Dディレクター:平将人

音響監督:飯田里樹

音楽:堤 博明

オープニング主題歌:「Cry Baby」Official髭男dism

第1クールエンディング主題歌:「ここで息をして」eill

第2クールエンディング主題歌:「トーキョーワンダー。」泣き虫

アニメーション制作:ライデンフィルム

※「泣き虫」は、正式には末尾に「傘に雨」マーク付き

【公式HP】https://tokyo-revengers-anime.com/

【Twitter】https://twitter.com/anime_toman

(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会

取材・写真・テキスト/miraitone.inc

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