元プロ野球選手で野球解説者・大島康徳さんの妻・奈保美さんが3日に自身のアメブロを更新。大島さんのがんが発覚した当時を回想した。

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 この日、奈保美さんは「今日はお世話になっている記者さんの取材をお受けしてきた」と切り出し「自分の発した言葉で自分の思いを再確認したことがありました」とコメント。「私達がこれまで生きてきて一番恐ろしかったこと」として「2016年10月26日 主人が余命一年のガンであることが分かったことでした」と告白した。

 続けて「あの時は大袈裟ではなく この世の終わりかというところまで 私も息子達もどん底まで落ちました」と回想しつつ「あの極限の日々からおよそ4年8ヶ月 主人は勿論私達家族もその事実に向き合いながら 家族で支え合いながら精一杯生きてきました。これ以上できないというところまで頑張り抜いた、という自負が家族全員に確かにあります」とコメント。「だから 悲しいけれど寂しいけれど 穏やかに主人は旅立ち 私達家族も、笑顔で見送れたのだと思っています」とつづった。

 また「決して悲観的ではありません」とした上で「『今の私は一体何のために生きているんだろう…』と漠然と考えてしまう時もあります」と吐露。一方で「そこに理由はない!のでしょう、きっと」と述べ「パパ師匠と祭師匠に(笑)教わりながら これからの新しい人生をぼちぼちいきたいと思っています」と前向きにつづった。

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大島奈保美『言葉にして分かったこと』
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