豪快に突き破った障子から顔と両手をのぞかせるのは、子猫の「くろ」ちゃん。
この困った光景に、飼い主(初!多頭飼い苦戦中さん)は「こ、子猫だし…仕方がないよね? 皆の所も同じだよね??w」とTwitterに投稿。悲痛なつぶやきには、「わたしはもう諦めました」「ご安心ください、まだまだ控えめな方です」と同じ被害経験を持つ仲間たちからの共感の声、さらには同情なのか4万を超える“いいね”も集まっている。
くろちゃんの破壊行為に飼い主さんは怒っているのか。7日の投稿を覗いてみると、“ジャングルジム”と化した障子の骨組みの写真とともに、「今朝もやらかしました 張り替え前だったので眺めてましたw」というコメント。くろちゃんを責める気配はない。
実はこれには嬉しい秘密があった。今年6月、くろちゃんは交通事故で骨折し、歩くことが困難な状況の時に、飼い主に保護された。足の状態だけではなく猫風邪も発症していたため、かなり弱っていたという。
くろちゃんが一刻も早く元気になってくれるように。病院はもちろんのこと、食べてくれそうなごはんを用意したり、Twitterでアドバイスをもらいながら手を尽くした。その甲斐あってか、ケガも順調に回復。畳を動き回れるほど元気になった。
今回も障子を突き破ったことより、“足がよくなったこと”が嬉しかったということだ。
(『ABEMA Morning』より)