登山家・野口健、彼女に振られたのはエベレストのせい?ある習慣に「ドン引きされた」
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 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、登山家の野口健が登場し、「攻め過ぎて人生を台無しにしないための授業」を行った。

 番組には“担任役”としてオードリー若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシ吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの伊集院光ファーストサマーウイカAKB48横山由依らが出演。

 17歳のときに、当時ヨーロッパで最も高い山モンブランを始め、7大陸最高峰を次々と制覇した野口。1999年5月にはエベレスト登頂にも成功し、同時に7大陸最高峰の世界最年少登頂記録(当時)を樹立した。

▶見逃し配信中:野口健が公開したエベレストで死にかけた際の自撮り写真(6分頃~)

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 野口が初めてエベレストに挑戦したのは、1997年のこと。エベレストはチベットとネパールにまたがる山だが、野口は北側のチベットからスタートした。ベースキャンプは標高5200mのところにあるそうで、吉村は「そこがもう富士山より高い」と驚きの表情だ。

 一般的に、エベレストに登って帰ってくるまでには1ヶ月半~2ヶ月かかるという。ベースキャンプから真っ直ぐ山頂を目指してしまうと、重い低酸素状態に陥り、危険な状態になってしまう。そのため、キャンプ間の登り下りを繰り返し、体を低酸素に慣らす時間が必要だという。

 最初は頭痛や吐き気があるが、薄い空気に慣れるとこれらの症状がなくなり、調子が良くなったら次のキャンプまで登っていく。これを繰り返しながら、山頂を目指すそうだ。

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 また、起きている間は意識的に空気を吸えるが、寝ている間は呼吸を意識しなくなるため、高山病の症状が出やすくなるという。そのため、野口は2時間ごとに起きて頭を縦横に振り、体に異常がないか一通りチェックしてからまた寝ると明かした。

 しかし、学生の頃にこうした習慣を身につけたせいで、困ったことがあったという。「エベレストから帰って来て、自分の家で寝るじゃないですか。夜中にバッと起きてプルプルってやってたら、当時の彼女がドン引きしましてね」と明かすと、出演者らは爆笑。野口が「多分振られたのはエベレストのせい」とボケると、若林は「他もありそうだな」とツッコミを入れ、笑いを誘った。

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