「劇団EXILE」が主演を務める連続ドラマ『JAM-the drama-』は、2018年に公開された映画『jam』の世界観をベースにした新たな物語。鬼才・SABU監督とメンバー9人が再びタッグを組み、個性的な登場人物の運命が複雑に絡み合う様子を描いている。
【映像】メンバーが明かす“劇団EXILEの魅力”(5分10秒ごろ~)
単独インタビューの第3弾では、多くの話題作に出演し存在感のある演技で脚光を浴びる鈴木伸之(28)、EXILEのボーカル兼パフォーマー・SHOKICHIの弟で歌手としてソロ活動の経験を持つ八木将康(34)、「劇団EXILE」の最年少メンバーで初のパーソナルブックが話題となっている佐藤寛太(25)が登場。ドラマの見どころや撮影の裏話、さらに「劇団EXILE」の枠組みを越える“大きな野望”を語った。
――同ドラマの魅力を教えてください。
鈴木「今回ダンスに挑戦したり、歌に挑戦したり、芸能事務所みたいなものをドラマの中で立ち上げる人がいたり……本当にそれぞれの個性がより際立つ作品になっているなと思います。アクションもあるのですごく見やすいのかなと思っています」
佐藤「“総合エンターテインメント”という感じです。本当に色々な要素が盛り込まれていて、次の展開が全く想像ができないので、そういう面白さがあるんじゃないかと思います」
――ドラマが公開された今の心境はいかがですか?
八木「僕たちの作品が世に出るといいますか、見ていただく時が来たなと思って僕たちもワクワクしています。早く皆さんの反応を聞きたいところです」
――映画版と同じ役柄で、刑期を終えて出所した青年・川崎テツオを演じる鈴木さん。役作りで苦労したことはありますか?
鈴木「今回ギターを弾かせてもらったので、それはちょっと大変だったなという。あのギターは自分で買ったんですけど」
八木「マジですか!?」
鈴木「一番高いやつで。アコースティックギターの中で一番いいやつなんですよ。ギタリストがこぞって『欲しい。いつか弾いてみたい』と思うやつを一発目で買っちゃって。大丈夫かなっていう」
――今もギターを弾いていますか?
鈴木「ちょいちょい練習しています。ただ、ちょっと飾りになりつつあります」
佐藤「インテリアのひとつ。高級インテリア」
――超能力が使える男・金城タローを演じる八木さん。ドラマの中で「5人組エアダンスボーカルグループ」を結成していますが、ダンスの演技はいかがでしたか?
八木「元々ダンスはちょっとやったことあるんですけど、うちの事務所がやっぱり“プロの集まり”。その中で踊るっていうまあまあのプレッシャーもあったので、その分練習して。ダンスは結構苦労しました。見せ方も難しかったです」
――香港のアクションスター「レスリー・チャンチャン」を演じる佐藤さん。映画版で演じた「元ラーメン店の店員」という役柄から大きく様変わりしていますが、どのように役作りしていたのですか?
佐藤「僕の役はアクションがあったんですけど、“香港で売れたアクションスター”って役だったので、(香港の)アクションスターだったり、映画だったり、アクションシーンとかをすごく見て勉強させていただきました」
――「劇団EXILE」の一員として活躍が続く中、八木さんには“叶えたい夢”があるそうですね。
八木「最近、“自分の劇団”が欲しいんです。ちょっとチームを作りたいと。」
鈴木「自分の?」
八木「個人活動というか自分がやる。」
鈴木「プロデュースする?」
八木「そうそう。もちろん出たり。」
佐藤「マジですか。初耳ですわ。」
八木「そういうのにちょっと興味が出てきて。少人数の劇団じゃないけれど、ちょっと欲しいなと。劇団将康。」
佐藤「劇団将康(笑)」
――最後に、「劇団EXILE」の魅力を教えてください。
鈴木「他所の現場ではなかなか“みんなが集まって何かする”という機会はないので、それは『劇団EXILE』の強みなのかなと」
佐藤「親戚って感じですかね。家族ほど毎日会うわけじゃないですけど、またこうやって集まった時に色々な話もできるし、やっぱりそういうメンバー同士のつながりっていうのはすごく感じるので親戚ぐらいの感じですかね」
(『ABEMA NEWS』より)