日本の過労死問題について、海外メディアからの注目が高まっている。「過労死ライン」と呼ばれる1ヶ月80時間超の残業のある企業は、22.7%で、従業員1000人以上の企業の場合は56.9%にもなるという。長時間労働者(週50時間以上)の割合は、日本が31.7%、イギリスが12.1%、アメリカが11.1%、フランスが9.0%、カナダが3.9%となり、圧倒的に日本が多い。また、厚生労働省の調査によると、2014年度は過労死数の認定件数が121件、過労自殺数は99件となっている。