6月5日、『サッカー・EURO 2016TM フランス大会』開催国であるフランスがスコットランドと国際親善試合を行い、3-0で勝利した。
フランス代表にとって大会前最後のテストマッチとなった試合は前半から「レ・ブルー」(フランス代表の愛称)のゴール・ラッシュ。
7分キングスレイ・コマンが右サイドを突破し、ボールを受けたバカリ・サニャのグランダーのアーリークロスを、オリビエ・ジルーが絶妙なポジショニングからヒールで先制。35分には、ディミトリ・パイエの強烈なミドルシュートを、スコットランドのキーパー、デービッド・マーシャルが弾いたところに、詰めていたジルーが押し込み2点目。さらに40分、コーナーキックからのセットプレーをDFのロラン・コシェルニーがヘッドで叩きこみ3点目と早々と試合を決めた。
後半はややブロック気味のスコットランド代表に、再三ゴール前に迫るものの無得点。63分ポグバの右ポストに命中したFKや、ゴール前で交代出場したアンドレ=ピエール・ジニャック、終了間際のアントワーヌ・グリーズマンのヘッドなど決定的な場面もゴールを揺らすことはなかった。