6月4日にボクシングの元世界ヘビー級チャンピオン・モハメッド・アリ氏(74)が亡くなった。現役時代は「蝶のように舞い、蜂のように刺す」が代名詞で、軽快なフットワークと強烈なジャブで知られた選手だった。この訃報を受け、1976年6月26日に「格闘技世界一決定戦」としてアリ氏と対戦したアントニオ猪木参議院議員(73)がアリ氏との試合や思い出について会見を行った。
「今日、『元気ですかー!』と言うかは迷いました。ただ、元気があれば旅立ちもできるということで、ご冥福をお祈りしたい。本当に、モハメッド・アリも色々な試合を繰り広げた。異種格闘技ということで、闘った後の友情を培ったのはボクシングの選手よりも私の方が深かったかもしれません。