舛添要一氏の都議会代表質問とタイミングを同じくして、甘利明前経済再生担当相が、裏金問題を受けて行った1月末の「男泣き会見」から約5ヶ月、政界復帰の会見を行った。
この会見について、国会閉会後というタイミングであること、さらに舛添氏の疑惑に対する会見と日程が被ったことにより、報道時間も桝添氏の陰に隠れて大幅に短いことから、様々な憶測を呼んでいる。
たとえば、睡眠障害について甘利氏が「まだ薬のお世話になりながら……」と説明したことについて。医師免許を持つ共産党の小池晃書記局長は「睡眠障害がこんなに都合良く治る人はあまり見たことない。非常に珍しい症例」という辛辣なコメントを出している。