水深350mで眠る戦艦「大和」 ハイビジョン調査映像が公開 2016/06/26 13:00 拡大する 6月22日、広島県呉市が鹿児島県沖約270kmの海域の水深350メートルの海底付近で撮影した戦艦大和のハイビジョン映像を公開した。大和は1945年4月7日に米軍の攻撃を受けて沈没し、約3000人の乗務員が死亡した。世界最大の263メートルを誇り、46cm砲は40kmの射程距離を持っていたが、日本の敗戦が濃厚の中、最後の戦いに赴いた。同日14時02分、左舷中央部に爆弾3発命中し、その後10本の魚雷が突き刺さった。爆発のキノコ雲は高さ600メートルにも及んだ。助かった人数は276名だけだったという。 続きを読む