
フランス代表に初選出されたフランクフルトのFWランダル・コロ・ムアニが、W杯本大会を見据えて現在の心境を口にした。21日、フランス紙『レキップ』が報じている。
今季ナントからフランクフルトに加入し、チャンピオンズリーグにも出場する同クラブですぐさまレギュラーの座を奪ったコロ・ムアニ。ブンデスリーガではここまで7試合で2ゴール4アシストを記録し、日本代表MF鎌田大地らとも好連携を見せている。そして、そのパフォーマンスが評価されたストライカーは、W杯本大会を控えた今月、“レ・ブルー”に初招集された。
今回は負傷のカリム・ベンゼマが不在とはいえ、キリアン・エンバペやアントワーヌ・グリーズマン、オリヴィエ・ジルーら豪華なアタッカー陣とともに名を連ねたことで、W杯の大舞台が一気に現実味を帯びるものとなったコロ・ムアニ。23歳の新星は、現在の心境とW杯本大会への思いを語った。
「チームへのフィットは上手くいっているよ。良い感触だね」
「まじめに努力をし続けないといけないね。レ・ブルーに招集されること自体はゴールじゃないんだ。最も難しいのは、ここに残ることなんだよ。覚えてもらえるよう、努力しないといけない。楽しもうと思うし、何も後悔が残らないよう、すべてを出し切ろうと思うよ」
「ワールドカップ?もちろん考えているよ。ビッグリストから選ばれることになる。クラブで自分の力を証明できるかどうかにかかっているし、まだまだその道のりは長いと思う。だけど僕にとって、それは可能性のあることだ」
フランス代表はUEFAネーションズリーグで、22日にホームでオーストリア代表と、25日にアウェイでデンマーク代表と対戦する。