FIFAワールドカップカタール2022、グループリーグGのブラジル代表対セルビア代表が現地時間24日に行われた。ブラジルはネイマール、ビニシウス・ジュニオール、カゼミーロらがスタメンに名を連ねた。セルビアはアヤックスに所属するドゥシャン・タディッチらが先発出場した。

 ブラジルはネイマールやビニシウスを中心に攻撃を組み立てる。ビニシウスは左サイドのカットインからチャンスを演出するも、セルビアのGKミリンコヴィッチ=サヴィッチのゴールをこじ開けることがなかなかできない。

 34分にはラフィーニャがペナルティーエリア内のワンツーで抜け出すもシュートがうまくミートせずにGKの正面にいってしまう。そのまま両者得点を奪えずに前半が終了する。

 後半に入ってもブラジルは点が奪えない。59分にアレックス・サンドロがミドルシュートを放つもポストに嫌われる。しかし、62分、ヴィニシウスの放ったシュートのこぼれ玉をリシャルリソンが押し込み、ブラジルが待望の先制点をあげる。

 73分、ヴィニシウスのパスをペナルティーエリア内で受けたリシャルリソンは、トラップした際に浮いたボールをそのままオーバーヘッド気味に合わせて追加点をあげ、2-0で勝利した。