ポルトガル代表はスイスを6-1で撃破し、ワールドカップ準々決勝進出を決めた。
この試合ではクリスティアーノ・ロナウドがまさかのベンチスタートに。フェルナンド・サントス監督は韓国戦で交代に不満げだったことへの懲罰ではなく、あくまで戦術的選択だったと説明している。
そんな試合ではロナウドの代役となった21歳のゴンサロ・ラモスがハットトリックの大活躍!
彼はベンフィカに所属する185cmのフォワードだ。
招集経験はあったが、代表キャップ0のままW杯メンバーに選ばれた際にはサプライズとされた。
U-21代表だった元選手を父に持つ彼は、決してごりごりのストライカーというわけではないようだ。
『Marca』によれば、彼を知る元監督は「彼はチームプレイヤー。働くし、走るし、戦う。いいフィニッシャーでもある。ヘディングも両足のシュートもいい。ブレイクとサポートの動きもよく分かっている」と賞賛していたそう。
また、元チームメイトたちも「彼はファーストディフェンダーになってくれるストライカー。トーマス・ミュラーのようだ。1試合で12キロ走れる。練習で止めるのは超難儀だったよ。常に動きを止めないので、集中を切らすことができないからね」、「2つの魅力がある。優れた嗅覚を持つゴールスコアラーでありつつ、絶対に休まないファイターでもある」と讃えている。
本人もUEFAのインタビューでドイツ代表トーマス・ミュラーと似ているところがあると認めている。
「ミュラーとは似ているところがあるし、彼は僕のお手本でもあるんだ。
自分がやることと彼がやることを比較されるのは好きだね(中盤を締めるのを助けたり、ゴールを奪うために高い位置に入ったりする)。
そこが気持ちよくプレーできるポジションなんだ。
自分は試合にかかわるのが好き。ハードワークでチームメイトを助けたい意欲や、ポジショニングやチームをまとめるインテリジェンスもある」
また、『The Athletic』によれば、動きはスマートで、ワンタッチで素早くゴールに向かうことができるタイプだとか。
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なんでもチームメイトからは「魔法使い」と呼ばれており、本人は「なぜそのあだ名なのか?こぼれ球に運があるように見えるからさ。ボールが自分のところに転がってくる。代表でもベンフィカでもそう呼ばれ始め、いまでもそれが続いているんだ」と説明している。