アメリカ代表監督を務めているグレッグ・バーハルター氏が、妻に暴行したことがあるという告発の事実を認めたとのこと。

先月まで行われていたFIFAワールドカップ・カタール2022でアメリカ代表を指揮し、ラウンド16進出に成功したバーハルター氏。

12月31日をもって契約は終了したものの、まだ留任するかどうかはわからない状況となっていた。

そしてワールドカップの最中、アメリカサッカー連盟に匿名の人物から連絡があり、「バーハルター氏に関する情報がある」と告発があったそうだ。それは、彼が妻を公の場で暴行した…というものだったようだ。

それに対し、今回バーハルター監督はメディアに対して以下のように書き、暴行事件があったことを認めたとのこと。

グレッグ・バーハルター

「ワールドカップの期間中、ある個人がサッカー連盟に連絡を取り、私を打ちのめすような情報を持っていると言ってきた。

1991年の秋、私はソウルメイトであるロザリンドに出会った。私は18歳だった。初めて話したときから馴染みを感じた。そして我々は何年も前からお互いを知っていたように、すぐに交際を始めた。

付き合って4ヶ月、我々の関係を形作る事件があった。ある夜、地元のバーで酒を飲んでいたときだ。ロザリンドと私は激しい口論をし、そして私は彼女の足を蹴った。

その夜の私の行動には言い訳の余地もない。恥ずべき瞬間であり、今でも後悔している。

私はすぐにロザリンドに謝罪し、両親にも話した。警察がこの事件に関与したことはないが、私は自発的にカウンセリングを受けて改善させた。

7ヶ月後、ロザリンドから突然連絡があって、直接話し合いをした。そして復縁することを決め、それによって我々はさらに強くなった」

なお、アメリカサッカー連盟は現在この告発について内部調査を行っているほか、ワールドカップのテクニカルレビューを行っているという。

【関連記事】2026年W杯を“支配”する「北米の超絶若手」13名

そのため1月の活動については暫定的な体制で行い、その後に新たな代表監督やスタッフを決定するとのことだ。