(プロレス初観戦にしてディーノにケツバットをブチ込んだ最上もが)
(C)DDTプロレスリング
DDTプロレスの新たな企画、AbemaTVでのゴールデンタイム・レギュラー生中継大会である「DDT LIVE! マジ卍」(新木場1st RING)が4月10日にスタートした。
その記念すべきオープニングマッチは、男色ディーノvs島谷常寛。男色ディーノの魂を受け継ぐ選手を発掘する「男魂継承」マッチだ。同時にこの試合は、敗者ケツバットルールで実施。
実は大会前、ツイッターで今大会のゲスト・最上もがが「男魂伝承」とは何なのかという疑問を書き込んだところ、ディーノは「試合後の夜、バットをケツにブチ込むこと」と返信。それを最上は素直に「ケツバット」と解釈したため、負けた選手がケツバットをされることに。敗者肛門爆破マッチもあるDDTでは珍しくない光景だが、プロレス初観戦の最上には異様でしかない。
試合のほうはというと、おなじみ男色殺法を炸裂させてディーノが快勝。島谷のケツにバットを突き立てようとしたが、島谷は逃走してしまう。ならばとディーノは最上をリングに引きずり上げる。
(試合自体はディーノの快勝だったが...)
(C)DDTプロレスリング
が、ここで割って入ったのが吉村直巳と定アキラだった。2人はDDTグループの若手ブランド・DNAのタッグトーナメントに優勝すると、この「マジ卍」に乗り込むことを宣言していた。この2人、長年の最上もがファンで、定にいたってはファンクラブ会員だという。
大会当日、スーツ姿で会場入りすると最上のボディガードを自称していた吉村&定。“推し”のピンチにリングインするとディーノを退治し、さらに花道で最上にバットを持たせると、最上がディーノにケツバット一閃。小気味いい音を立てると最上は解説席へ。さらに「ディーノ、おまえ誰に手を出したか分かってんのか?」と怒りが収まらない吉村は、来週の「マジ卍」でのディーノとの対戦を要求した。
初めてのプロレス観戦でいきなりリングに上げられ、結果、レスラーにケツバットをブチ込むという経験に、最上は困惑するしかなかった。
(「ビギナーゲスト」として番組に登場した最上もが。のっけからDDTワールドに引きずり込まれた)
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が、とにもかくにもDDTワールドが全開になったのは間違いない。これからも「マジ卍」はビギナーゲストを通して世間を巻き込む、DDTらしい大会・番組になっていきそうだ。